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クッキーやフィナンシェ、カヌレなど、無添加の10種類を販売する。各2~6枚入りで、価格は100~300円。チョコやオレンジピール、地場産の茶葉を使い、花や葉の形にするなど味と見た目を追求した。
中村さんは長年勤めた町役場を昨年退職した。時間的に余裕ができたため、趣味だったお菓子作りに本格的に取り組もうと、食品衛生責任者の資格を取得。自宅の倉庫をリフォームして工房を新設した。母親が野菜の無人販売を続ける場所の隣に自販機を置き、販売所「エヌベジおやつ」として1月中旬から営業している。
「自分が作った物が売れることのうれしさに気づいた」と手応えを語り、「ゆくゆくは注文販売も受け付けられるようにしたい」と意気込む中村さん。19日午前10時からはフレスポ長泉(中土狩)で開かれる町内起業者の「チャレンジマルシェ」にも出展を予定する。