
レモンビールは、コロナ禍の2020年にやんぐの看板メニュー「生搾りレモンラーメン」に合うビールとして開発。フルーティーで爽やかな味わいが好評で、ビール単独でも人気が高く、近年は全国から注文が寄せられる。今年も昨年と同じ製法で、アルコール度数を4・5%と低めに設定した。原料は、やんぐの高梨哲宏店主(39)の義理の祖父青木敬一さんが沼津市西浦地区で生産したレモンを使用する。
販売量は2千リットル。伊豆地域を中心としたクラフトビール販売店で取り扱う。オープン価格で、やんぐでは税込み950円で販売する。反射炉ビヤの山田隼平醸造長(32)は「毎年販売を待ってくれる人が増えている爽やかな一杯。夏に楽しんでほしい」と話す。