湖西の老舗銭湯・みどり湯 有志が経営支援 浴室の「鏡広告」新調

新調された鏡広告=湖西市新居町のみどり湯 湖西市新居町で明治時代から続く銭湯「みどり湯」で2日、浴室の鏡が一部新調された。鏡面に店名や事業PRのデザインを入れた「鏡広告」として制作し、計11枚の広告が寄せられた。広告費は制作費と同時に銭湯に対する経営支援にも充てられた。
 昨年11月、みどり湯のペンキ絵復活に取り組んだ「ゆとなみ社」(京都市)の活動の一環。浴室の壁に浜名湖や富士山の絵を描いたペンキ絵師山本奈々子さん(32)=滋賀県=が広告募集を取りまとめ、地元の新居町や浜松市のカフェや鍼灸(しんきゅう)院などが手を挙げた。2日は山本さんらが長年の使用で曇った古い鏡を取り外し、タイルを掃除して新たに縦38センチ、横50センチの鏡をシャワーの前に取り付けた。
 古い鏡の設置場所がまだ複数残っているため、鏡広告出稿の追加募集も実施している。問い合わせは山本さんのインスタグラムまたはメール<yamaminamiyama@gmail.com>へ。

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