三島市長が民間企業の式典に公務として出席し5000円の交際費を支出 市民団体が市に住民監査請求=静岡・三島市

2024年6月、静岡県三島市の豊岡武士市長が、民間の建設会社の社長就任式に参加した際、公用車を使用したほか、5000円を市長交際費として支出したことは不当だとして、市民団体が三島市に住民監査請求を起こしました。

市民団体「ミエルカイ」によりますと、豊岡市長は、2024年6月11日、みしまプラザホテルで開かれた沼津市に本社を置く建設会社の社長就任披露式典に出席するにあたり、公用車を使用し、秘書課の職員を同行させて出席したということです。その際、市長交際費として5000円を祝儀として支出しました。

同じ式典に出席した沼津市の頼重秀一市長は私人として出席し、電車と徒歩で会場に向かったとしています。沼津市の秘書課に確認したところ「単独企業の式典への祝儀として市長交際費の支出は、市として存在しない」と回答されたということです。

市民団体は、市長交際費は公務に必要な経費として使用すべきもので、民間企業の式典への祝儀支出は不適切だとして、2025年4月3日、三島市監査委員会に監査請求を起こしました。公用車の燃料費、同行した職員の時間外労働費の支出についても全額返還するよう求めています。

市は、請求を受理するかどうか検討するとしています。

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