“業務多忙”理由に静岡庁舎の食堂との賃貸借契約を職員が放置 1年分の賃料109万円余も請求せず=静岡市

静岡市は4月15日、静岡庁舎新館3階にある食堂「茶木魚」の賃貸借契約について、担当職員が手続きを放置したことで締結されておらず、請求自体も行われていなかったと発表しました。

静岡市によりますと、「茶木魚」は2024年4月から新たな事業者による運営が始まりましたが、担当職員が契約手続きを放置し、貸付期間である2024年4月から2029年3月末までの5年間の賃貸借契約(賃借料は5年間で546万円)が締結されておらず、2024年4月からの1年分、109万2000円の請求もされていなかったということです。

2024年11月に監査委員による定期監査で発覚し、2025年3月に賃貸借契約を締結し、2024年分の賃借料を請求し、事業者からの支払いを確認したということです。

静岡市は、担当職員が業務多忙を理由に契約締結事務を放置していたことが原因だとしています。また、契約事務の執行管理表が作成されておらず、組織としての業務の進捗管理ができていなかったとしています。
 

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