
自治体の公用車に設置されたテレビ機能付きカーナビについて、NHK受信料が未払いとなっている問題で、焼津市も5月27日、公用車9台と公務用テレビ3台で未払いがあったと発表しました。
焼津市によりますと、受信料の契約漏れがあったのは、一般的な公用車や災害対策用の車両9台と市役所や市立病院に設置されていた公務用テレビ3台の合わせて12台です。
支払いがされていなかったのは最長で11年近く、受信料の未納は概算で約48万円とされています。
焼津市は原因として、「事業用のテレビ機能付きカーナビがNHK受信契約の対象となる認識が不足していた」と発表し、NHKと調整を行い未納分を支払う方針です。
今後、焼津市は車両を導入する際、業務上必要である場合を除き、テレビ放送受信機能がないものを選定するなど、庁内に周知し再発防止に努めていく方針です。