“雨女返上”したアナウンサーが見つけたポジティブマインド 全国1.1万人が認定「晴れ男・晴れ女検定」とは?

TEAM NACSの森崎博之さんも! 「晴れ男・晴れ女」で日本を元気に

生中継直前に突然の大雨…リハーサルを重ねたジェットコースターに乗れなくなるなど、“雨女”のレッテルを貼られてしまったSBS影島亜美アナウンサー。“雨女返上”を目指し受験したのが「晴れ男・晴れ女検定」です。

見事合格した影島アナウンサーが、全日本晴れ男・晴れ女協会副会長の小林寛さんに話を聞きました。

日本を明るく元気にしたいという思いから誕生

影島:「全日本晴れ男・晴れ女協会」は、名前からハッピーオーラがあふれていますよね。具体的にはどんな活動をされているのでしょうか?

小林:主な活動は「晴れ男・晴れ女検定」の実施と、その認定です。

影島:設立のきっかけは?

小林:2018年ごろ、会長の榎本と私が食事中に「晴れ男って信じる?」という何気ない話をしたのがきっかけです。「こういう明るい話題で日本を元気にできたら面白いよね」と盛り上がり、気軽に始めたんです。自分が晴れ男・晴れ女だと自信を持って言えると、会話も盛り上がりますよ。

晴れ男・晴れ女に共通するのは、ポジティブ思考と前向きな行動

影島:晴れ男・晴れ女とはどんな人のことを指すのでしょうか?

小林:協会の理念は「誰かのために晴れを届ける人であれ」というものです。晴れたことを「自分ごと化」できる人が、晴れ男・晴れ女なのかなと思っています。

ちなみに今(7月11日の朝)、静岡は晴れていますか?

影島:はい。青空が見えています。

小林:影島さんは晴れ女に認定されたばかりですから、皆さんに「晴れた静岡」を届けた、ということになりますね。

影島:私のおかげで晴れた…なんて思っていいんですか?

小林:もちろんです。それが“晴れ女”なんです。

全国1万人超が認定、広がる“晴れ仲間”

影島:認定された晴れ男・晴れ女は何人ぐらいいるのでしょうか?

小林:約1万1000人です。国内はもちろん、台湾やアメリカ、中国、マレーシアなど海外にも認定者がいます。

影島:公式サイトの晴れMAPに認定者の分布図が載っています。「晴れの国おかやま」といわれる岡山県が多いですね。

小林:そうですね。意外に多いのは北海道、そして群馬県の高崎市です。

影島:なぜでしょう。おもしろいですね。

小林:私たちは2019年から「ベスト晴れ男・晴れ女アワード」を開催しています。群馬のラジオパーソナリティー・内藤聡さんが審査員特別賞を受賞したことをきっかけに、登録者がドカンと増えました。

また北海道では、演劇ユニット「TEAM NACS」の森崎博之さんが盛り上げてくださっています。静岡県には300人ほどいらっしゃいます。

影島:静岡では沼津周辺、特に柿田川公園(清水町)あたりが多いですね。

小林:以前、沼津市で検定受験イベントを行ったことがあるんですよ。

影島:私も静岡全域に晴れ男・晴れ女を増やしたいですね。

小林:ぜひお願いします!

前向きマインドで誰でもなれる「晴れ男・晴れ女」

影島:晴れ男・晴れ女になるには、どんな心がけが必要でしょうか?

小林:天気を「自分ごと化」することが必要です。たとえ雨が降っても、「私がいたからこの程度で済んだ」と思える人ですね。

影島:前向きな発想ですね。日々の天気予報が楽しみになりそう。

小林:誰かと出かけるときは、まさに“勝負”の瞬間ですね。

影島:イベントや旅行で頼られる存在になりますね。

誰でも挑戦できる「晴れ男・晴れ女検定」

影島:この「晴れ男・晴れ女検定」は、協会の公式サイトから受けられるんですよね。

小林:はい、無料で何度でも受験できます。合格ラインは60点です。

影島:合格すると、どんな特典がありますか?

小林:「ベスト晴れ男・晴れ女アワード」の投票権を差し上げています。一般の方は1票ですが、認定者は2票持てます。自分の“推し”を世に送り出すためにも、まずは自分が晴れ男・晴れ女認定されないといけませんね。

晴れ男・晴れ女をもっと世界へ広げたい

影島:「全日本晴れ男・晴れ女協会」として、今後はどんな活動を予定していますか?

小林:現在、約1万人の晴れ男・晴れ女認定者を「目指せ100万人」という大きな目標を掲げています。また、認定者にさらにメリットを感じてもらえるよう、会長といろいろ企画を考えています。

影島:楽しみですね。私も資格を取得した一人として、もっと活躍できる場があれば嬉しいです。ところで、海外には「晴れ男」「晴れ女」という言葉がないそうですね。

小林:そうなんです。日本には天気に対する土着的な信仰があります。今後は海外にも広めていきたいですね。

影島:私も「晴れ男」「晴れ女」の輪を広げていきたいと思います。小林さん、ありがとうございました。

影島アナウンサーの“晴れ”イメージは?

放送後、影島アナウンサーに「あなたが思う晴れ男・晴れ女といえば?」と質問したところ、男性は湘南乃風・SHOCK EYEさん、女性は元NMB48・渋谷凪咲さんとの回答が。さらに、“晴れ”をイメージする曲として、NMB48「渚サイコー!」を挙げてくれました。

※2025年7月11日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。​放送後1週間はradikoのタイムフリーで聞くことができます。
今回お話をうかがったのは……小林寛さん
2018年に「全日本晴れ男・晴れ女協会」を設立。以降、晴れ男として友人の結婚式や各種イベントで晴れを届ける活動を継続中。日本にもっと楽しい話題を届けたいという思いを胸に、現在も会長と共に協会活動に邁進している。

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