ジュビロ磐田の渡邉りょうが7月12日の札幌戦で10試合ぶりゴール!「もっともっと点を取れるチャンスもあった」


ジュビロ磐田の渡邉りょう選手が7月12日の北海道コンサドーレ札幌戦で、10試合ぶりとなるゴールを奪いました。この日は途中出場でしたが、最近は先発しても前線からプレスをかけ続け、守備での貢献度が高かった渡邉選手。今後はゴール量産にも期待です。

渡邊りょう選手


-今季最多5得点を奪った試合の感想は。

試合の入りで、相手にピンチを作られているというところがあったので、そこは失点せずにすみましたけど、しっかりと課題が残ったゲームだったかなとは思いつつ、前節ふがいないゲームをしてしまって、もう一度自分たちのフットボールであったりとか、自分たちの信念というものをこのピッチの上で見せなければいけないというふうに、監督含めて全員でミーティングをしたので、その姿というのは少しは示すことができたと思います。

-渡邉選手にとって10試合ぶり今季3点目のゴールを奪いました。
久しぶりに自分のゴールでネットを揺らしたので、やっぱりすごい嬉しいという気持ちというか。

ただ今日はスタートから出ていないというところもあったので、もっともっと努力し続けなければいけないと思いますし、まだまだリーグ戦の試合も残っているので、少し中断で期間が空きますけど、よりパワーアップしてこの中断期間にいい準備をして次に繋げたいと思います。

-ゴールは上原選手からのパスをダイレクトでシュートしました。
相手が1人退場していたこともあって、後ろのディフェンスがすごい空いていたので、最初ちょっとオフサイドかなと思っていたんですけど、そのラインを気にしつつ、力也(上原選手)がしっかり見て、触るだけのいいボールを出してくれました。ワンタッチでしっかりとゴールネットを揺らすことができて良かったかなと思います。

-チームは直近2試合は無得点でしたが、今日は5得点でした。
数多くのチャンスを作りましたし、勝利には値したと思いますけど、やっぱり0で試合を終えることであったりとか、もっともっと点を取れるチャンスもあったので、勝ったからといって全てが満足できるわけではないですけれども、しっかりと自分たちで踏ん張って、もう一度次に向けて、上に向けていい戦いができたんじゃないかなと思います。

-熊本戦を終えてハッチンソン監督は「今季最低の試合」と話していたが、選手はどう受け止めて、どんな準備をしてきたか。
本当に監督が言った通り、全員がそういうゲームだっていうのはわかっていましたし、自分自身もそれをすごく痛感した上で、それを感じた上で、自分たちが何をできるかというところだけだと思う。

やっぱりその悔しさだったり、自分たちの持っている信念であったり情熱というものをこのピッチの上で全て出さなければ意味がないと思って、今週1週間準備してきたので。

今日勝ったことが全てじゃないですし、これをもっともっと続けていって、よりパワーアップした姿を見せなければいけないと思うので、次の試合にまず繋げることができたのかなとは思います。

-1万2000人以上のファンが来ました。声援をどう受け止めていましたか。
やっぱりここは自分たちのホームなんだなというのを再認識させてもらったし、前節ふがいない今季最低のゲームをした中でも、やっぱり自分たちのことを信じて、最後まで後押ししてくれた結果が、1万2000人という多くの方々が見に来てくださって、それが結果に繋がったと思うので、もっともっと一緒に戦って、このチームを強くしていけたらいいなと思っています。

-次節の秋田戦まで3週間ありますが、どんな準備をしていきたいか。
まずは一回、しっかり休んで、新たにいい準備ができるようにするというところが一つだと思いますし、この中断期間でどれだけ戦術であったり、コンビネーションというところをより深めていけるかというところが、また中断明けからいいスタートを切ることになりますので、そこはかなりタフな練習になると思いますけど、1人1人が意識してやっていきたいと思います。やるべき事をやった上で、僕自身、しっかりと気を引き締め直して準備していけたらと思います。
シズサカ シズサカ

静岡新聞社編集局運動部がサッカーや野球、バスケットボール、ラグビー、バレーボールなど、さまざまなスポーツの話題をお届けします。紙面では紹介しきれない選手たちの表情や、ちょっとしたこぼれ話をお楽しみに。最新情報は運動部の公式X(旧Twitter)でチェックを!

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