ジュビロ磐田、アウェーで徳島と対戦し引き分け。ハッチンソン監督「妥当な結果」 ルヴァン杯の疲労考慮、選手労う言葉も


ジュビロ磐田は5月25日、アウェーで徳島ヴォルティスと対戦し、1-1と引き分けました。今季初の4連勝はなりませんでしたが、5月21日のJリーグ・YBCルヴァン・カップ1次ラウンド3回戦でJ1ガンバ大阪を延長戦の末に撃破してから中3日で臨んだ敵地戦で勝ち点1を持ち帰ることとなりました。試合後のジョン・ハッチンソン監督の会見です。

-試合の総括を。
まずは相手が素晴らしかったです。よく準備してきたんだろうなというところと、プレスもよくかかっていましたし、その中で苦労したところもあったと思います。極力言及を避けたいんですが、水曜日に延長までもつれ込んで120分やった後、オフを挟んで数日の準備で移動してきて、非常にタフな試合でした。アウェーで勝ち点を取るのは、両チームにおいてもこれが妥当な結果なのかなと思っています。

ただまだまだフットボールにおいては改善しなければいけない点がありますし、意識しなければいけないところもあるので、ポジティブと改善の両面を見て、次の試合を迎えたいです。

特に後半が条件面において非常に難しかった。それを徳島さんは前半しっかり対応していたので、後半それに立ち向かう上で3バックに変更しました。徳島さんが前半、うちの危ないスペースを使ってきたのもあったので3バックに変更したんですが、全体として引き分けが妥当な結果だと思いますが、ここからしっかりと勝ち切れるようにフットボールを発展させていければなと思います。

-選手の疲労度について監督の目にはどう映りましたか。
まず選手はハードワークしてくれました。120分やって体力面だけではなく、強い相手に非常に難しい試合を勝ち切ったという感情面の部分も大きいと思っています。ハードワークをした上で、ベンチから(交代の)選手を出していくというところもありました。確かに重そうには見えました。自然な姿ではなかったんですが、こういうときこそ選手たちやチームのことがよく分かるなと思っているんですが、その中でよく最適な結果をもたらしたと思っています。

もちろん勝ち続けることで、試合をやれるということは素晴らしいことなのでカップ戦も重要です。J2で唯一残っているのもウチだけというところが大事。クラブとしても大事かなと思うんですが、凌我(佐藤選手)も途中から出てきた中でちょっと重そうでした。それでも徳島は非常に強く、よく鍛えられていますし、崩すのは難しい相手なので、選手はよくやってくれたなと思います。
シズサカ シズサカ

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