
J2リーグは次節から後半戦がスタート。6位のジュビロ磐田は6月21日、アウェーで首位のジェフユナイテッド千葉と対戦します。勝ち点差は6。勝てばJ1昇格、J2優勝が再び視界に入る大一番を前に、ジョン・ハッチンソン監督に話を聞きました。
ジョン・ハッチンソン監督

-快勝した愛媛FC戦後のミーティングで選手に話したことは。
いいパフォーマンスだったというところと、ゲームのどの局面においてもしっかり支配することができたとを伝えました。またマインドセットのところ、このマインドセットが基準となって残りの後半戦19試合やっていかなければいけない。そしてこのチームがどういう方向に進みたいのかという話をしました。それを基に、今シーズンを力強く終えることが重要とだ思っています。
-後半戦の初戦が首位の千葉が相手です。
チームとしていいチャレンジなると思っています。この週末もまた違ったチャレンジではあった。というのも、今シーズンはリーグ戦の(順位が)下4つのチームに対し、3チームに負けていて、なぜそうなのか、何を変えなければいけないのかということを選手たちやスタッフに話をしてきました。
千葉は素晴らしいチームで、監督にも何度もお会いしています。素晴らしい監督で、クレバーな方だと思っています。今この順位にいることは何も驚きはなくて、2、3年しっかりとJ2から抜け出すために取り組んできたということも分かっています。我々が今の現在地を図る上で素晴らしいチャレンジになると思いますし、これまでの期間、どういった成長ができたのか見られる試合になると思います。アウェーでしっかり戦って、いいゲームになると思っています。
-前回対戦したときは完璧な試合運びでした。
前回に関しては戦術的な試合でした。セットプレーなどで我々がすごくよくやれたと思っていて、それが土台となっていい試合になったのかなと思っています。
前回と変わる部分でいうと、お互いのフットボールを成長させてきたというところだと思います。自分たちに目を向けると、この前の試合は、様々な方法で攻撃ができたというところで、この3、4週間で大きく成長している部分です。例えば中を使ったり、外回したり、裏を使ったりと、様々なチャンスを作って様々なフィニッシュができたと見ているので、この千葉戦がもっとシーズンの終盤だったらよかったなと思うんですが。そうしたらいいシーズンの締め方ができたと思うんですが。今向き合わなければいけないので、最大限のマインドセットを持って臨まなければいけないということは選手に伝えています。