地元の味!“オクシズ”の産品を使ったキャンプ飯をご紹介

キャンプで家族や仲間と一緒に挑戦するキャンプ飯作りは、大事な思い出になるイベント。できれば地元ならではの食材も取り入れ、おいしく味わいたいものです。静岡新聞「しずおかアウトドアファン」では、ABCクッキングスタジオ(東京都)から静岡市に派遣されている地域活性化起業人の方に協力していただき、市内の中山間地域「奥静岡(オクシズ)」の産品を使ったレシピを考案してもらいました。
用意したのは全3品。おこした炭火でじっくりと焼いて作る「野菜のグリルーバーニャカウダ」は、オクシズ産のトウモロコシやミニトマトと、市販の夏野菜を組み合わせました。塩味のあるアンチョビーに生クリームを加え、まろやかに仕上げたソースをつけて味わいます。
続いて作った「豚肉とレモンのあえ麺」は夏らしい一品です。投入したのは「清沢式ぶっかけレモン」。同区清沢地区産のレモンが入った調味料で、ジューシーな豚肉もレモンの酸味でさっぱりと食べられます。「ボリュームホットサンド」には、中藁科地区産の「手造りこんにゃく入りボロニアソーセージ」を使いました。香ばしく焼き上げたパンをはじめ、挟んだ具材のゆで卵、アボカドなどとも好相性でした。
いずれのレシピも短時間で簡単に調理が可能で、キャンプをしながらオクシズの味を気軽に楽しめます。買い出しの際は各地域にある販売所に立ち寄ってみては。藁科川沿いにある「しんま路」(静岡市葵区新間)や「ふるさと茶屋」(同区赤沢)は、地域の農家が出荷する四季折々の野菜などが人気です。「きよさわ里の駅」(同区相俣)を訪ねれば、メニューに登場した清沢式ぶっかけレモンなどを購入できます。手造りこんにゃく入りボロニアソーセージを扱うのは「水見色きらく市」(同区水見色)です。

レシピ

ボリュームホットサンド

 ■材料(2人分)
 食パン(6枚切り)4枚、トマトケチャップ大さじ4、マスタード小さじ2、こんにゃく入りボロニアソーセージ1本、アボカド1/2個、卵2個、スライスチーズ4枚
 ■作り方
 ①アボカドは種、皮を除き、厚さ3ミリの薄切りにする
 ②トマトケチャップ、マスタードを混ぜ合わせる
 ③卵は熱湯に塩少々、酢小さじ1を入れて9分ゆでる。殻をむいて縦半分に切る
 ④全ての食パンの片面に❷のソースを塗る
 ⑤食パン2枚にチーズ、スライスしたボロニアソーセージ、❶と❸のゆで卵1個分をそれぞれ載せ、残りの食パンで挟む
 ⑥ホットサンドメーカーで焼く
 

 野菜のグリル―バーニャカウダ

 ■材料(2人分)
 オクシズ産などお好みの野菜、アンチョビーペースト小さじ½、おろしにんにく(チューブ)小さじ1/4、オリーブ油大さじ1、生クリーム大さじ1
 ■作り方
 ①野菜をグリルで火が通るまで焼く
 ②耐熱容器にアンチョビーペースト、おろしにんにく、オリーブ油を入れ1分程度加熱し、生クリームを加えてよく混ぜる
 ③ソースを好みの野菜にかける
 

 豚肉とレモンのあえ麺

 ■材料(2人分)
 キャベツ100グラム、塩小さじ1/4、インスタントラーメン2袋、付属の粉末スープ小さじ1、清沢式ぶっかけレモン大さじ1~2、豚バラ肉適量、レモン(輪切り)適量、フライドオニオン適量
 ■作り方
 ①キャベツは8ミリ幅に切り、塩をまぶして10分間重しを置く。水気を絞る(ジッパー付きポリ袋で保管するとよい)
 ②鍋に湯を沸かし、パッケージの表示時間を参考に麺をゆでる。ザルにあげ、水で洗い、水気を切る
 ③❷を鍋に戻し、付属の粉末スープ、ぶっかけレモンを加えてあえる
 ④器に盛り付け、焼いた豚肉、フライドオニオン、塩キャベツを盛り付け、レモンを飾る
 

静岡新聞社編集局生活報道部が、日々の暮らしを彩るアウトドアや料理、健康などに関する話題をお届けします。紙面未掲載の記事や写真もお楽しみください!

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