ジュビロ磐田のDF森岡陸に芽生えるリーダーの自覚!「チームを引っ張っていく」名古屋戦に向け永井の封じ込め誓う

ジュビロ磐田の森岡陸「継続力をつけたい」


ジュビロ磐田の森岡陸選手は前節京都サンガ戦で今季初出場を果たし、次節名古屋グランパス戦で初先発を狙っています。「25歳の中堅になってチームを引っ張っていかないといけない」とリーダーとしての自覚も生まれています。

ー初出場となった京都戦の感触は。
自分の良さは出せたと思うが、90分やれるかは別。90分できるか見せないといけない。

ー世代別日本代表に招集された鈴木海音選手と何か話したか。
僕は「代表頑張って来いよ」と言ったが、あっちからは何もなかった(笑)

ー久々のJ1で感じた強度は?
練習からジャメ君、ペイショットと良い選手とやれている。練習の成果を出せた。京都の原選手はいい選手だった。練習でやってきたことが、いい選手と対峙してもできているんじゃないかなと思った。

ー出番が来たらどう自分の良さを出したいか。
J1は外国人が多い。そこで自分の良さの「対人の強さ」を発揮できればいい。

ー監督からコーチングも求められる。
一緒に組むリカルドグラッサが外国籍の選手で、なかなか日本語で話せないので、自分がリーダーシップを取らないといけない。京都戦の最後もかなりDFラインも高かった。自分が真ん中で声を出していかないといけない。

名古屋戦のポイントは?

ー次節名古屋の印象は。
練習試合で毎年やっている。永井選手やパトリック選手はもちろんいい選手。個でいける2人。パンチのある2人を自分の良さで封じ込めたい。

ー永井選手は速さがある。
きょうも横内監督が言っていたが、ルーズボールを下に落としたら持っていかれる。ロングボールの処理を早くする。背後のケアはもちろんだが、びびってインターセプトしないのは駄目。自分の良さを出していきたい。

守護神川島の存在

ーチームとして2試合連続無失点。
監督からも言われているが、1人はがされても全力でスプリントで戻る。1人で駄目ならば2人。全員で最後までゴールを守る。最後GK(川島)永嗣さんがかわされても体を張る。とくにこの2試合は意識してやっている。

ー川島選手のコーチングは。
試合中は本当に難しいことは全然言わない。はっきりしゃべってくれるので自分もやりやすい。ポジティブな声かけがすごく多い。京都戦は今季初めての試合でやりやすかった。永嗣さんの存在はすごく大きい。

1試合で何本かスーパーセーブしてくれる。1試合に何回かはピンチはある。止めてくれるので心強い。多少やられても止めてくれる(笑)。前に行くのが持ち味なので逆に思い切って行ける。

ーリーダーシップはいつごろから言われているか。
キャンプ後ぐらいから。監督から(伊藤)槙人くんと比べて「おまえと海音はまだまだ声かけが足りない」と言われた。

ー昨年はけがで長期離脱した。感じたことは。
いない期間にメンバーがガラッと変わって若い選手が多くなった。自分は25歳の中堅になってチームを引っ張っていかないといけないと感じた。

ー今季の目標は。
昨年けがをしすぎたのでけがをしないこと。出たら自分の良さを出す。おととしは数試合出てけがですぐ離脱が多かった。試合に出たら何十試合も続けて出られる継続力をつけたい。
シズサカ シズサカ

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