1935年、フランス出身のドラエ神父が私財を投じて建設したゴシック様式の聖堂。十字架を頂いた尖塔が印象的な外観に比して、畳敷きの内部空間はそこここに和の意匠が散見される。「活かす会」関係者の写真資料によると、完成当時は聖堂の扉から祭壇に向けて、板張りの〝花道〟が設けられていた。信徒は正座で礼拝に臨んでいたようだ。ステンドグラスもよく見ると、日本家屋の障子を思わせる木枠が用いられている。和洋折衷の美を堪能。(は)
1935年、フランス出身のドラエ神父が私財を投じて建設したゴシック様式の聖堂。十字架を頂いた尖塔が印象的な外観に比して、畳敷きの内部空間はそこここに和の意匠が散見される。「活かす会」関係者の写真資料によると、完成当時は聖堂の扉から祭壇に向けて、板張りの〝花道〟が設けられていた。信徒は正座で礼拝に臨んでいたようだ。ステンドグラスもよく見ると、日本家屋の障子を思わせる木枠が用いられている。和洋折衷の美を堪能。(は)
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