いつもは、静岡県内や山梨県内のドライブコースをご紹介していますが、今回は少し足を伸ばして群馬のキャンプ場を目的地とするドライブコースをご紹介します。
以前は毎週のようにお泊りキャンプに行くこともあったのですが、コロナ禍でキャンプ人口が一気に増え、キャンプ場の混み具合に意気消沈してしまい、全く行かなくなってしまいました…。ということで、キャンプブームも落ち着いてきたため、今回は数年ぶりの1泊2日のキャンプです。
静岡から群馬へ!「清里ライン」を通って寄り道ドライブ
群馬ってどこだっけ?何があるんだ?という方も多いのでは!?静岡から車で最速で行きたい場合は、東名高速道路からそのまま圏央道に乗り、関越自動車道を進むルート(静岡⇒神奈川⇒埼玉⇒群馬)がありますが、ただただ高速に乗り続けても面白くないので(笑)、静岡⇒山梨⇒長野⇒群馬のルートをご紹介します。といっても、遠くて時間がかかるので、高速道路があるところは、高速を利用します。
まずは、東名高速道路の清水JCTを新東名方面に向かい、中部横断道へ。富沢本線料金所で料金を支払い、富沢ICから無料区間の六郷ICを過ぎ、そのまま再び有料区間となる中部横断道を進みます。双葉JCTで中央道長野方面に入り、須玉ICで下ります。
道の駅南きよさとで休憩!八ヶ岳の自然を満喫
清里ライン(国道141号)を10分ほど走ると、右手に少し下った場所に「道の駅南きよさと」があります。ここで少々休憩。
道の駅南きよさとの売店
地元新鮮野菜などを販売する「農産物直売所」や、ドライフラワーやソフトクリームなどがある「お土産屋」、ドッグランやワンちゃんと一緒に食事ができる「レストラン」、「バーキュー広場」などがあります。
さらに、リフトカーで「南八ヶ岳 花の森公園」に行くことができ、きれいなお花を見たり、季節の収穫体験やピザ作り体験などもできますよ。
南八ヶ岳 花の森公園の看板
といっても、今回は朝早いためまだOPENしていなかったので、周辺をお散歩してからドライブに戻ります。清里ライン沿いの人気スポットを紹介!
そのまま清里ラインを走ります。清里ラインには様々な観光地があります。「萌木の村」は八ヶ岳南嶺の清里高原にある複合施設で、レストランやカフェ、ホテルや博物館、クラフトショップや体験工房などがあり、自然に囲まれた、まさにナチュラルガーデンといった雰囲気。イベントも多く開催され、ゆったり楽しめる場所です。さらに10分ほど清里ラインを進むと、左手に「ヤツレン野辺山(のべやま)乳製品直売所」があります。こちらは、野辺山高原で育った牛たちのヨーグルトや牛乳などの乳製品、高原野菜などを販売しており、ソフトクリーム販売所もあります。
少し右手に入ると、45mの電波望遠鏡が遠くからも見える「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」があります。見学コースもあるので、宇宙に思いを馳せ、ワクワクを感じることができますよ。
また、近くにはJR線の中で一番高い所に位置する「野辺山駅」があります。省エネルギーや再生可能エネルギーなどのさまざまな環境保全技術を駅に導入した「エコステ」になっており、清里ー野辺山駅間には標高最高地点もあります。
清里ラインの「野辺山」辺りは、高原なのでとても気持ちよく、道の途中には高原野菜などを売るお店もあるので、立ち寄るのも楽しいですよ。
群馬県突入!下仁田ねぎと衝撃の「蒟蒻ソフト」
ここからは1時間半ほど、のんびりと渓谷みたいな山肌を眺めたり、街道沿いのコスモスを眺めたりしながら、群馬県の「道の駅しもにた」まで走ります。
「道の駅しもにた」には、地元産品やお土産を売っている売店や、軽食をとれる場所、観光案内所があります。
道の駅しもにた
下仁田観光案内所
「下仁田」といえば「下仁田ねぎ」が有名ですね。ということで、下仁田ねぎ・しいたけ・蒟蒻が入った「下仁田コロッケ」と、上野村の十石みそを使用した「下仁田ねぎみそコロッケ」などを購入。ホクホク熱々でどれもおいしい!また、「下仁田ねぎも」という旨ダレをお土産に購入しました。家にある調味料と混ぜるだけで、簡単においしいタレができるという商品です。マヨネーズと混ぜてタルタルにしたら最高でした!
道の駅しもにたのメニュー
「群馬」といえば「蒟蒻」ということで、「蒟蒻ソフト・ピンクストロベリー」を購入。こんにゃくが粒で入っているのではなく練り込まれているので、なんとも表現しがたい、ねっとりした初めての食感。色もすごいけど、しっかりストロベリーの味で面白かったです!
蒟蒻ソフト・ピンクストロベリー
無料バイキングと工場見学!驚きの「こんにゃくパーク」
車で15分ほどのところに世界遺産「富岡製糸場」がありますが、今回は寄らず、20分ほど先の「こんにゃくパーク」へ向かいます。工場見学や無料バイキングなど、たのしくおいしく体験できるテーマパークです。足湯や、直線野菜のフーズマーケットもあります。

ここで人気なのが「無料バイキング」です。受付でチケットをもらい、バイキングコーナーに向かいます。
蒟蒻を使ったメジャーなメニューから変わり種まで、さしみ蒟蒻・田楽(でんがく)・アヒージョ・そうめん・ラーメン・焼きそば・ゼリーなど15種類ほどのメニューを楽しむことができます。これらは、横にある広い売店でも売っているので、気に入ったものがあれば購入できます。また、蒟蒻詰め放題(有料)もありました。たくさんの商品があるのでついつい大量買いです(笑)
工場見学入口
2Fは、工場見学エリアになっています。蒟蒻ができるまでの様子や雑学を学べるパネルが展示されており、大きな窓からは実際の工場内を見ることができます(工場ラインは土日は稼働していません)。こどもはもちろん、大人になってからも工場見学はとても楽しいですよ。
工場見学エリア
「創造の森キャンプ場」で夜景と星空を満喫
いよいよ本日宿泊予定の北群馬にある「創造の森キャンプ場」へ向かいます。今回は料理はしない予定なので、途中にスーパー「ツルヤ」で、夕飯やおやつ・夜食や飲み物など、好きなものを好きなだけ買い込みます(笑)「ツルヤ」は長野県と群馬県にあるスーパーマーケットで、店内や駐車場は広々としており、新鮮な野菜やフルーツ・こだわりのお肉などが多数並んでいます。お総菜コーナーや焼きたてパンコーナーも充実しており、どれもおいしそうで、
これまた大量買いです(笑)
スーパー ツルヤ
キャンプ場は、群馬の町を見下ろせる開けた山の中腹にあります。ドライブ中に見慣れない植物の畑が広がっていたのですが、キャンプ場にあった蒟蒻の木を見て、初めてあの畑が蒟蒻畑だったと知りました。
蒟蒻の木
テントの設営が終わったら、近くの温泉「しんとう温泉ふれあい館」に行き今日の疲れを癒します。夜は、焚火をしながら、好きなものを食べて飲んで、星や夜景を眺め、山の空気を肌で感じ、ゆったりとした素敵な時間を過ごすことができました。
キャンプ場からの夜景
「食の駅ぐんま」でお土産調達 & 群馬県発祥のラーメン店で昼食
翌日は、山を下りて前橋市へ向かい、「食の駅ぐんま」に寄ります。地元新鮮野菜や加工品、群馬のお土産など、広い店内にたくさんの商品があり、お土産など良い買い物ができました。
食の駅ぐんま
お昼は、ラーメン「おおぎや」へ。群馬県を中心に、埼玉県・栃木県・長野県・新潟県に店舗を構えるチェーン店です。メニューも多く、ファミリーでも行きやすい雰囲気とおいしいラーメンが、よかったですよ。
ラーメン おおぎや
IKEAやコストコも!巨大商業施設「前橋南パワーモール」でお買い物
群馬観光とは離れてしまいますが、独立した大型店舗が集合している、前橋駅から南に15分ほどの「前橋南パワーモール」に行ってみます。とても広くて端から端のお店は見えず、車で移動しなくてはらないほどです。とにかく、それぞれのお店が大きい! 例えば、UNIQLOは売り場面積が北関東最大級で、「UNIQLO COFFEE」(全国で3店舗目)もあります。「UNIQLO COFFEE」は「UNIQLO」の一区画にあり、その場で飲食することもテイクアウトすることもできます。お手頃価格で、スムージーがとってもおいしかった!
また、静岡県内にはない「IKEA」や「WILD-1」をはじめ、「コストコ」「蔦屋書店」「ゼビオ」「東京インテリア」など、多くの店舗があり、とにかくビックスケール。広くてたくさんの商品があるので、なんだか楽しい! あっという間に夕方になってしまいました。
UNIQLO COFFEE
帰りは、休憩をはさみながらひたすら静岡を目指して帰ってきました。群馬までの道のりも含め、まだまだ紹介したいところがたくさんありますが、今日はここまで! 群馬へは2泊して、ゆったり観光をするのもいいかもしれませんね。たまには、遠方へ、ドライブへGO!
文・KAITO







































































