
各地の同人誌の中でひときわ異彩を放つのが、第63回芥川賞(1970年上期)作家の吉田知子さん(浜松市)が1987年7月に創刊した「遠州豆本」。縦8cm横6cmほどだが約200ページに20作家以上が小説を提供している。2011年7月の100号まで続いた。編集担当の小笠原小夜子さんによると、一人1200文字厳守だった。布を張った表紙、しっかりした製本だが、ワープロで作っていた。ユニークなのは判型が一定ではないこと。型にはまるのを嫌う吉田さんの思考がよく現れている。(は)


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