【遠州袋井・連続講座「姿なき天才 橘逸勢】臨書とバッハを並べて語る

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は1月14日に静岡市葵区の青嶋ホールで行われた「遠州袋井・連続講座 『姿なき天才 橘逸勢』」第4回。第5、6回は袋井市内で2、3月に開催予定。問い合わせは主催の「姿なき天才 橘逸勢」を、見つめる会〈電090(7673)9805〉へ。

空海、嵯峨天皇と並ぶ「日本三筆」と称される橘逸勢(?〜842年)は、謀反の疑いで伊豆に流される途中、 「遠江国板築駅」で病死した。連続講座は本県との関わりを糸口に、テレビプロデューサーの井上恭介さんがさまざまな切り口で彼の本質を解き明かす。第4回は書家・逸勢を「音楽」で解析。書と楽譜の共通点を、チェリストの青嶋直樹さん(東京都豊島区)の演奏を交えて探った。バッハの「無伴奏チェロ組曲」と臨書を並べて語る、という離れ業。(は)

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