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サッカーJ2リーグいよいよ終盤戦へ。J1自動昇格圏から転落したジュビロ磐田はどうなる?

サッカーJ2リーグはいよいよ終盤戦へ。J1昇格に向けた戦いはヒートアップしています。SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」で、静岡新聞運動部でジュビロ磐田を担当している名倉正和記者が最近のチーム状況について解説しました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと、清水エスパルスの神谷優太選手の妻でフリーアナウンサーの神谷恵美里さんです。

J2磐田、山口相手に痛恨のドロー


神谷:ジュビロ磐田は9月16日、ホームでレノファ山口と対戦しました。J1昇格を目指す磐田と、J2残留争いに巻き込まれている山口。どちらも絶対に負けられない一戦は0−0。磐田にとっては痛恨のスコアレスドローで終わりました。

ヒデ:ここは勝っておきたかったですよね。

名倉:そうですね。もう痛い引き分けと言わざるを得ないですね。本当に歯がゆい、もどかしい試合だったなと思います。

ヒデ:全体的にどんな印象でしたか。

名倉:チャンスは作れていたと思いますが、やっぱり最後のゴールまでの精度がなかったというのが率直な印象ですね。

ただ、これまで途中出場の多かった古川陽介選手が5試合ぶり、藤川虎太朗選手が3試合ぶりのスタメンに入り、まずまずの動きを見せてくれました。

山田大記選手も怪我から2カ月ぶりに復帰しました。山田選手がいるといないでは、チームの落ち着きが違いますね。やっぱりピッチ上の監督のような存在で、戻ってきたのは大きいと思います。

ヒデ:このタイミングで戻ってきた。本当に明るい材料ですよね。

名倉:トップ下は今まで金子選手が頑張ってたんですが、金子選手とは特徴が違い、山田選手はまた一味違う落ち着きをもたらしてくれるなと感じます。前節はボールに絡む機会は少なかったんですが、これからチームの主軸になって、あと7試合戦ってくれると思います。

J清水に抜かれ、J1自動昇格圏外へ

ヒデ:とはいえ、清水と順位が入れ替わってしまいました。

名倉:監督にそのことを率直に聞いてみました。やっぱり「現実として受け止めるしかない。上位の背中を見ながら、これからもタイトマークをしていく」という言い方をしていました。ぴったりついていくぞ、ということは言ってましたね。

ヒデ:リスナーからは「ここで取りこぼすのは駄目ですよね。この後しっかり勝ちきってほしい」という意見が届いています。まだまだ混戦でどうなるかわからない状況ですが、磐田と清水の2チームともJ1に上がるのが理想ですよね。

名倉:そうですね。町田の勢いも少し弱まってきたなという印象なので。

キーマンは?


ヒデ:J1昇格に向けてキーマンとなる選手は?

名倉:やっぱりセンターバックとセンターフォワードが鍵になると思います。センターバックはU−23日本代表から帰ってきた鈴木海音選手。センターフォワードは調子を上げている後藤啓介選手。若い2人に頑張ってもらいたい。

ヒデ:本当に若い選手が目覚ましい活躍をしています。

名倉:鈴木海音選手はU-23日本代表に行って自信を深めたようです。最終ラインはどうしてもこの時期になると、累積警告がリーチかかってる選手が多かったりするので、十分に競争に割って入る余地はあるなと思います。

後藤選手は海外のビッグクラブからも注目されています。磐田にいるうちに、たっぷり見ておいてほしいです。

ヒデ:本当にイケメンで顔も小さくて。早くフットークに呼ばなきゃ。今のうちから、つばを大量にかけておきたいね(笑)

神谷:J2リーグ第35節が終わった時点の順位を振り返ります。1位は町田ゼルビアで勝ち点68。2位が清水エスパルスで勝点63、3位がジュビロ磐田で勝ち点62。そして15位が藤枝MYFCで勝ち点41となっています。
シズサカ シズサカ

サッカー大好き芸人、ペナルティ・ヒデと、サッカー中継のリポーターとしても活躍する鬼頭里枝の2人がお送りする番組。Jリーグから海外サッカー、ユース世代、障がい者サッカーなど幅広くスポットを当て、サッカーを通して静岡を盛り上げます。目指すは「サッカー王国静岡の復権」です!

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