【人気移住先ランキング】約9万人のユーザーから興味を集めた「スマウト移住アワード2025」年間結果発表―加賀市が初の頂点に

株式会社カヤック
【市区町村部門】1位<初!>石川県加賀市、2位 長野県伊那市、3位 長崎県新上五島町―「ヤドカリお試し移住」「ジビエハンター」「移住転職」が移住を変える新潮流に




株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔)は、自社が運営する地域とつながるプラットフォーム「スマウト」において、移住希望者の興味・関心を集める人気地域をランキング化した「スマウト移住アワード2025」を、4月21日(火)に発表しました。
このランキングは、「スマウト」に登録している約9万人のユーザー(2026年3月31日時点)を対象に、2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日)に地域が発信した情報(プロジェクト)に対して、同期間中に押された「興味ある」ボタンの合計数を集計して作成しています。

1,186地域の中から【市区町村部門】では、初の年間1位となった石川県加賀市、2位に安定した人気を誇る長野県伊那市、3位に長崎県新上五島町がランクインしました。
【都道府県部門】では、2025年度上半期に続き長野県が1位、高知県が2位とトップ2が堅持される中、3位に石川県が初登場しています。

2025年度【市区町村部門】




1位 石川県加賀市
2025年度上半期に続き、年間でも初の1位を獲得!堂々のトップ常連入りを果たす!
・️温泉街での暮らしを学ぶ「工芸と観光」をテーマにしたフィールドワークが大人気。空き店舗を改装した図書館での店番体験や、水引細工のワークショップを通して、地域住民に溶け込みながら暮らしを体験できる。
・️山・海・温泉が揃う加賀市で、最大3泊4日の無料お試し住宅に滞在しながら「空き家」の活用を構想するプログラムに注目。空き家を住まいや事業拠点としての「宝」と捉えて、自分らしい利活用を探れる点が多くの共感を集めた。
・️伝統建築と一般住宅が混在する城下町「大聖寺」を舞台に、九谷焼の美術館や茶・工芸文化に触れながら「まちづくり」を考えるフィールドワークに熱視線。美術館が身近にある加賀市ならではの切り口が注目を集める。
<人気プロジェクト例>







温泉地の空き店舗を活用した「図書館」でお店番&観光アイデアを考えるフィールドワーク。(興味ある数:140件)
空き家を「宝」に。最大3泊4日の移住体験で、温泉地に眠る資源を発掘。(興味ある数:103件)
【募集】茶×工芸×美術館が育む、まちづくりと地域文化を学ぶフィールドワーク(興味ある数:97件)

2位 長野県伊那市
トップの座は譲ったものの、「ふるさとワーキングホリデー」を軸に根強い人気を維持!
・️棚田での自然栽培を体験しながら、2~4週間の滞在で「仕事」も「暮らし」も試すことができる「ふるさとワーキングホリデー」。宿泊・レンタカー・ガソリン代が無料で、地域交流も含めて伊那でのリアルな生活がイメージできると大好評。
・️農産物直売所や飲食店、温泉などが集まる農業公園で、手作り体験の接客補助などを担いながら2~4週間滞在できるプログラムも人気。滞在中は希望に応じて地域を案内してもらえる。
<人気プロジェクト例>







3/18〆選考あり 2-4週間!宿泊費無料!棚田で働き地域を知る★ワーホリ 自然栽培(興味ある数:158件)
1/29〆★2-4週間!宿泊費無料!農業公園で働き地域を知るワーホリ 選考あり(興味ある数:151件)
4/1〆選考あり 2-4週間!宿泊無料!お花農家で働きながら地域を知る!ふるさとワーホリ(興味ある数:130件)

3位 長崎県新上五島町
2025年度上半期3位の勢いをそのままに、年間ランキングでもベスト3入りを達成!
・️全プロジェクトの中でも圧倒的な「興味ある」数(366件)を集めたのが、漫画家オーナーが営むカフェの接客スタッフ募集。「漫画×カフェ×島暮らし」というユニークな世界観と、目の前がビーチの家電完備・家賃2万円の住居付きで支持を集めた。
・️「自分らしく働く」をテーマにした離島での地域おこし協力隊募集。海・教育・観光・健康など多様なミッションから関わり方を選べる点が人気のポイント。
・️島の事業者と移住者の橋渡しとなるコーディネーター業務や、地域の魅力・移住情報を発信する地域おこし協力隊の募集。未経験者歓迎、副業OK、住居費無料が多くの関心をつかんだ。
<人気プロジェクト例>







家電完備!家賃二万円の借家に住みながら海の近くのおしゃれなカフェで自分らしく働きたい人!!(興味ある数:366件)
【2026年4月勤務開始!五島列島 新上五島町地域おこし協力隊募集】“自分らしく働く”(興味ある数:135件)
【2025年秋 地域おこし協力隊募集】りとワークで人と地域をつなぐ運営メンバーを募集します(興味ある数:126件)

※4位以降のランキングはリリース末尾をご参照ください。

2025年度【都道府県部門】




1位 長野県

2位 高知県

3位 石川県

2025年度の地域発信情報(プロジェクト)トレンド

2025年度に公開され、ユーザーから多くの「興味ある」数を獲得した人気プロジェクトを分析。
そこから見えてきた、移住・関係人口に関する3つの新潮流を解説します。
<ポイント>
1)「ふるさと住民登録制度」で関係人口1,000万人時代へ--「ヤドカリ(フリーアコモデーション)」が新潮流に
2)過去10年で最多のクマ被害が社会問題化--「ジビエハンター」など獣害対策を起点とした課題解決型プロジェクトが急増
3)「仕事」と「暮らし」セットでライフシフト--新しいキャリアの形「移住転職」が拡大

1)「ふるさと住民登録制度」で関係人口1,000万人時代へ--「ヤドカリ(フリーアコモデーション)」が新潮流に
人口減少が加速する中、政府は2025年6月、住所を移さずに地域と継続的な関わりを持つ人を公的に登録する「ふるさと住民登録制度」を閣議決定しました。2026年度内の制度開始を予定し、10年で実人数1,000万人、延べ人数1億人の登録を目指しています(※1)。これまで、地域との関わりは「移住」または「観光」で語られてきましたが、いま、複数の地域を生活拠点とする「多拠点・関係人口」時代へと大きく舵を切りつつあります。
この動きに呼応するように、「スマウト」では宿や地域の手伝いと引き換えに滞在費が無料になる「ヤドカリ(フリーアコモデーション)」型プロジェクトへの注目が高まっています。なかでも、栃木県那須塩原市の「【お試し移住にピッタリ】那須の温泉ゲストハウスで住み込みお手伝い“ヤドカリ”を募集します」は、「興味ある」数が298件に達するなど、リモートワーカーや学生から高い支持を得ました。「観光客以上、移住者未満」という地域との関わり方が、「日常の延長にある気軽な体験」へと広がりを見せています。

※1 
総務省:自治体向けガイドラインの概要(令和8年3月27日)
https://www.soumu.go.jp/main_content/001064202.pdf
総務省:「ふるさと住民登録制度」に係る閣議決定(令和7年6月13日)
https://www.soumu.go.jp/main_content/001015287.pdf
<人気プロジェクト>
・【市区町村部門】26位 栃木県那須塩原市
【お試し移住にピッタリ】那須の温泉ゲストハウスで住み込みお手伝い“ヤドカリ”を募集します
(興味ある数:298件)



那須塩原市・板室温泉のゲストハウスで、1日3時間の手伝いと引き換えに滞在費が無料となる「ヤドカリ」型のプロジェクト。温泉や自然に囲まれた環境の中で、地域の暮らしを体験しながら自由な時間を過ごせる点が特徴で、「スマウト」に掲載された全プロジェクトの中でも「興味ある数」上位を記録し、高い関心を集めました。
「【お試し移住にピッタリ】那須の温泉ゲストハウスで住み込みお手伝い“ヤドカリ”を募集します」
ゲストハウスLeu. コーディネーター 中潟亮兵さんの声

スマウトで募集を出したところ、300件近い「興味ある」をいただき、その反響の大きさに驚きました。最終的に、1ヶ月間で7名の大学生とリモートワーカーが滞在してくれました。お手伝いをお願いしたのは1日3時間で、それ以外の時間は自由です。温泉に入ったり、お散歩したり観光したり、夜は交流スペースで餃子パーティーを開いたり。それぞれの滞在時間を楽しんでいる様子でした。私たちの施設はまだ新しいので、滞在してくれた皆さんの視点や感性がそのまま施設の成長につながったなと感じています。
さらに嬉しいことに、参加者の一人が、那須塩原市の地域おこし協力隊として移住を決めてくれたんです!滞在してくれた皆さんはきっと、私たちの施設のファンになってくれたと思うので、次はお友達を連れてきたりイベントをやってみたり、これからも那須塩原を楽しんでほしいです。


・【都道府県部門】14位 香川県
試し移住に最適、高松市中心部にて1ヶ月間のヤドカリ生活 (興味ある数:128件)



高松市中心部のゲストハウスで、1日4~5時間の手伝いと引き換えに滞在費無料で1ヶ月間過ごす「ヤドカリ生活」希望者を募集。猫カフェやイベントスペースの運営など手伝いの選択肢が広く、多様な活動をしながら地域と関わることができます。
2)過去10年で最多のクマ被害が社会問題化--「ジビエハンター」など獣害対策を起点とした課題解決型プロジェクトが急増
2025年は、クマによる被害が全国規模で深刻化した年となりました。環境省の速報値によると、同年度の全国のクマによる人的被害は238人と観測史上、過去最多を更新(※2)。政府が捕獲の担い手を公務員として任用する「ガバメントハンター」制度の整備を急ぐなど、対策は待ったなしの状況です。また、令和6年度の農作物被害額も約188億円と過去10年で最大の水準に達しており(※3)、獣害対策はもはや農家だけの問題ではなく、地域の存続を左右する最重要課題となっています。
こうした危機感を背景に、「スマウト」でも獣害対策の担い手を募るプロジェクトへの注目が急増しました。なかでも長野県泰阜村の「【2泊3日】ジビエ&わな猟【職業体験】もみじやで働きたい方募集!」は、「興味ある」数が226件と大きな反響を呼びました。狩猟免許の取得支援など未経験者でも参加しやすい仕組みが整えられているプロジェクトが多く、地域おこし協力隊としての募集も目立っています。

※2 環境省「R07年度におけるクマの人身被害件数[速報値]」(令和8年4月7日)
https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort12/effort12.html
※3 農林水産省「農作物被害状況」(令和6年度)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/hogai_zyoukyou/index.html
<人気プロジェクト>
・【都道府県部門】1位 長野県
【2泊3日】ジビエ&わな猟【職業体験】もみじやで働きたい方募集!興味ある方もぜひ体験に♪
(興味ある数:226件)



長野県泰阜村で、わな猟やジビエ解体、加工・調理までを2泊3日で体験できる職業体験型プロジェクト。有害鳥獣対策の現場で、地域の猟師や地域おこし協力隊員とともに捕獲から活用までの一連の流れを学べる点が特徴です。
「【2泊3日】ジビエ&わな猟【職業体験】もみじやで働きたい方募集!興味ある方もぜひ体験に♪」
泰阜村ジビエ加工施設「もみじや」店長 井野春香さんの声

私たちは、捕獲した命を余すことなく活用したいという願いで、日々ジビエと向き合っています。
泰阜村は豊かな自然に囲まれた小さな村です。移住や就職において、実際に来てみたら「想像と違った」というミスマッチが起きるのが一番残念なこと。だからこそ、お互いの理解を深めるための2泊3日の体験会を続けてきました。
今回226件もの反響をいただき、ジビエへの関心の高さに驚くとともに、現場のリアルを知りたいという層に確実に情報が届いている手応えを感じています。実際に、この体験会がきっかけで地域おこし協力隊員として移住した方も誕生しました。他の参加者の方も、その後も村へ遊びに来てくれるなど、大切な繋がりが生まれていることを嬉しく思います。


イノシシから田畑を守る猟師を増やしたい 里山まもり隊(興味ある数:75件)



佐賀県吉野ヶ里町で、イノシシによる農作物被害から地域を守る「里山まもり隊」として活動する地域おこし協力隊の募集。狩猟免許の取得支援を受けながら、罠猟による捕獲や解体・加工、地域への啓発活動まで一貫して関わり、担い手不足や高齢化といった地域課題の解決に取り組みます。

3)「仕事」と「暮らし」セットでライフシフト--新しいキャリアの形「移住転職」が拡大
総務省によると、2024年度の全国の移住相談件数は約43.3万件と、調査を開始した2015年度以降、過去最多を記録しています(※4)。地域への関心が高まる一方、帝国データバンクの調査では、2025年の人手不足倒産は3年連続で最多を更新し、427件(※5)となりました。また、企業の5割超が正社員不足を感じており(※6)、特に若年層の都市流出が続く地方圏では人材確保が喫緊の課題となっています。こうした個人の移住意欲と地域企業の人手不足が重なる中、「移住や二地域居住を伴う転職」=「移住転職」という、「仕事」と「暮らし」をセットで変える新しいキャリアの形が注目を集めています。
「スマウト」でも、地域の民間企業・団体による移住転職型の求人プロジェクトが増加。観光・農業・交通・製造など幅広い業種で募集が広がり、特に東京都小笠原村の「【お試し島暮らし3ヶ月~】小笠原村の『テイクアウトカフェ×直売所』で働く。海近くの住宅つき。」は、「興味ある」数が219件と大人気。他にも、島の航路を支える船の事務スタッフ(島根県隠岐の島町)や、クラフトビール専門店のマネージャー候補(香川県琴平町)など、未経験歓迎からスキルを活かせる職種まで幅広く、「移住転職」の選択肢は多様化し、広がりを見せています。

※4 総務省:令和6年度における移住相談に関する調査結果(移住相談窓口等における相談受付件数等)(令和7年11月14日)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei08_02000312.html
※5 帝国データバンク:人手不足倒産の動向調査(2025年)      
https://www.tdb.co.jp/report/economic/20260108-laborshortage-br2025/  
※6 帝国データバンク:人手不足に対する企業の動向調査(2026年1月)
https://www.tdb.co.jp/report/economic/20260220-laborshortage202601/
<人気プロジェクト>
・【市区町村部門】8位 東京都小笠原村
【お試し島暮らし3ヶ月~】小笠原の『テイクアウトカフェ×直売所』で働く。海近くの住宅つき。
(興味ある数:219件)



世界自然遺産・小笠原諸島の母島と父島で、農業協同組合が運営する直売所カフェを拠点に、農産物の販売や接客、商品開発など、自分らしい働き方を組み合わせられる求人。農家と観光客、地域住民をつなぐ役割を担いながら、住居付きで島に「移住転職」できます。

・【都道府県部門】15位 島根県
【未経験OK】日本海に浮かぶ離島の暮らしを支える、船の事務スタッフを募集します!
(興味ある数:149件)



島根県隠岐諸島と本土を結ぶ隠岐汽船で、乗船手続きやお客様対応、船内サポートを担う事務スタッフを募集。観光だけでなく、島民の通院、通学、物流、帰省など、島の暮らしを支えます。特別な資格や経験は不問、未経験歓迎。3食まかない付きで、入社お祝い金(未経験の場合は50万円)など充実した待遇も整っています。
「【未経験OK】日本海に浮かぶ離島の暮らしを支える、船の事務スタッフを募集します!」
隠岐汽船株式会社 採用担当 松澤拓也さんの声

これまで隠岐汽船の採用は地元出身者が中心でしたが、スマウトで継続的に情報発信を行ったことで、全国の移住希望層と多くの接点を持つことができました。
結果として、約4ヶ月間で50名もの応募をいただくという、これまでにない反響がありました。応募者は20代から60代までと幅広く、異業種の営業職や海上自衛隊出身といった多様なバックグラウンドを持つ2名の内定が決まりました。「島のライフラインを支える」という仕事の社会的意義や、都市部とは異なる働き方に魅力を感じてくださった結果だと考えています。
これまでの求人媒体では出会えなかった層の方々と繋がりを持てるようになったことに、採用の新たな可能性を感じています。

『スマウト移住アワード2025』概要

「スマウト」ユーザーが地域の発信する情報に対し、期間中に「興味ある」を押した数を集計しランキング。

(全て2026年3月末日時点)
2025年度【市区町村部門】
4位~30位

<参考資料>
◆地域の仕事・暮らし・体験マッチングサービス「スマウト」について
「スマウト」は地域とつながりたい人と、地域の人とをマッチングするスカウト型のWebサービスです。



関わる地域や移住先を決めるポイントは、行政の支援や立地だけではありません。私たちは「人とのつながり」がいちばんの後押しになると考えました。地域の人から「うちに来なよ」と声をかけられると、地域への訪問や移住への一歩を踏み出してくれるかもしれません。2018年6月のサービス開始以来、登録自治体数1,186団体、約9万人の登録ユーザーに増加しました(2026年3月時点)。

・「スマウト」公式サイト https://smout.jp/
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