
静岡北高等学校 男子ソフトボール部
県内高校の男子ソフトボール部は、全国強豪の飛龍高を筆頭に、静岡北、星稜、掛川工業の4校。インターハイ予選、7月の選手権、新人戦は4チームのリーグ戦で戦う。優勝は常に飛龍、準優勝が中日本大会に進む選手権で3チームが凌ぎを削る。創部44年の静岡北は昨年、3年振り16回目の中日本大会出場を決めた。


現在の部員は、3年生10人、2年生3人、1年生6人、マネージャー4人の全23名。選手の半数は高校から競技を始めた。野球経験者の高瀬監督は自主性を重んじ、練習メニューは選手が考える。チームを牽引するのは、野球経験者の牧野陽南多捕手と未経験の萩原一帆三塁手。主将の牧野が12~2月に怪我で離脱した際、副将の萩原がチームをまとめ、以降2人が協力してきた。牧野が時に厳しく指導し、萩原が優しくサポートする。牧野は初心者から急成長した萩原を、萩原は一人一人に目を配りアドバイスする牧野を、互いに認め合う。


練習試合で出た課題を2人で話し合い守備や連携を磨いてきた。塁間が短く、スピーディーで小技も重要なのが魅力という萩原。生涯スポーツとして楽しみたいという牧野は卒業後も続けるつもりだ。昨年は中日本大会の初戦で敗れた。2人は「今年も必ず出場し一勝したい」と声を揃える。高瀬監督は「2人で引っ張り、悔いのない様に楽しんでほしい」と送り出す。



写真:静岡北高等学校 男子ソフトボール部提供
新着記事
- 2025.05.27
- 5月11日(日)静岡地区ライオンズ杯の決勝戦が行われ、常葉橘中が優勝を果たした。
- 2025.05.27
- 静岡橘ライオンズ杯 決勝 常葉橘 vs 安東
- 2025.05.27
- 静岡橘ライオンズ杯 3位決定戦 長田西・城山 vs 葵ウエスト
- 2025.05.26
- チームの成長を支えるWキャプテン。目標は昨年越えの中日本大会勝利!
- 2025.05.22
- 5月3日(土・祝)小学生・中学生合わせて65チームが参加。小学生は大剣会、中学生は男女ともに静岡翔洋が優勝した。