
【静岡県立静岡西高等学校】存続危機から部員が24人に。夏2勝を目指し、100%の力を。

一昨年の秋には選手8人だった静岡西が、苦しい時期を乗り越え、今年は総勢24名で夏に挑む。スポーツコースが人気の同校だが、部員には総合・みらい探究コースの生徒が5人。今年は野球初心者が2名入部した。「ここで運動を頑張ろうという生徒が増えているのが嬉しい」と志田監督は目を細める。
昨夏は初戦で島田商業にコールド負けを喫したが、選手たちが個人の課題に向き合い、スキルアップして迎えた秋の初戦は科学技術高校に3対4の接戦だった。特に守備力が安定し、全員でつないで少ないチャンスをものにする野球が形になってきた。投手陣は、緩急と制球力で打たせて取る一番手の鈴木、2年生で二番手の渡邉を中心に7枚揃える。
守備はショート齋藤がリードし、内外野共に失策は確実に減ってきた。攻撃では長打力のある4番袴田に期待がかかる。春の練習試合では1試合2本塁打と本来ある力を発揮した。投手を中心にしっかり守り、チャンスで一発が出れば、目標に掲げた「夏2勝」が見えてくる。
公式戦初勝利を目指す選手たちは、挑戦者として臨んだ秋と違い、勝つ気満々で春季大会を迎えたが、初戦で静岡大成に0対11の大敗。勝つことの難しさを改めて知った。「試合に勝てるに越したことはないが、まずは夏本番で100%を出し切ってほしい」と志田監督。緊張感のある中、普段通りの力が出せるように自分自身に勝つことを願う。5年前の夏以来の公式戦勝利に向け、かつての輝きを取り戻しつつある静岡西高野球部に注目だ。
部員/24名(3年8人・2年4人・1年11人・マネージャー1人)
創部年/1977年 監督/志田 真佐和
キャプテン
袴田 智旭 内野手

チャンスで打って、1つでも多く勝ちたい。
中学時代は公式戦に出場することができず、試合に出たくて静岡西高を選びました。最初は人数が少なく、練習も試合も大変でしたが、最近は部員数も増え、楽しく元気よく、悪いプレーは互いに指摘し合いながら、いい環境で野球ができています。春には人生初のホームランも経験できました。夏本番ではチャンスで打てるように頑張り、1つでも多く勝って、いい思い出にしたいと思います。
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