2025年05月10日(土)付 朝刊
静岡市葵区の常葉大常葉高は9日、静岡新聞NIEコーディネーター矢沢和宏さんを講師に招いた新聞講座を開いた。1、2年生46人が参加し、新聞の魅力や読み方を学んだ。
矢沢さんはインターネットと比べた新聞の特徴について、自分のペースで何回も読める再読性や、いろんな情報が一度に目に入る一覧性などを紹介。「新聞には幅広い多様な情報がある。社会の様子を知ったり、自分自身が興味のあることを発見したりできるチャンスがある」と強調した。生徒は当日の朝刊を活用し、気になる記事を探したり、実際の記事に見出しを付ける練習に取り組んだりして新聞に親しんだ。 2年の鈴木凛さん(16)は「見出しを付けるのが楽しかった。新聞とインターネットを適切に使い分けて正確な情報を得たい」と話した。 ![]() 生徒が新聞の読み方を学んだ講座=静岡市葵区
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2025年05月09日(金)付 朝刊
浜松市天竜区水窪町の水窪中は8日、元中学校長で静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さんを迎えた新聞講座を校内で開いた。1年生全7人が取材のこつや新聞の特徴などを学んだ。
納得がいく取材をするために必要な取り組みとして、矢沢さんは「準備が一番大切。どのようなことを聞くのかを事前に考えておくことで、いい質問ができる」と語った。取材中は笑顔で明るく話すことも伝えた。
新聞の強みとして、幅広いジャンルの情報を網羅した一覧性を紹介した。矢沢さんは「インターネットでは興味のある情報しか読まないことが多いが、新聞では興味がなかった分野の情報と出合える」と強調した。生徒は新聞を読んで気になった記事や写真を探したり、記事の見出しを考えたりして楽しんだ。
取材のこつや新聞の特徴を学ぶ生徒=浜松市天竜区水窪町の水窪中