記事の書き方

新聞記事は逆三角形スタイル

 新聞の記事は読者に伝えたい重要なことを文章の最初に書いてあります。最も大切なことを第一段落に書き、それ以降は大切な順に文章で説明していきます。これを「逆三角形型」と呼んでいます。長い記事や重要なニュースの場合は、前文(リード)にニュースのポイントを書き、続く本文で大切な順に書く、というスタイルが一般的です。

 なぜ逆三角形型の文章なのでしょうか。それは、記事を最後まで読まなくても、見出しと前文を読めばニュースのだいたいの内容が分かるように工夫されているからです。

 また、限られたスペースに記事を納めるとき、記事の後ろの部分をカットしても意味が通じるようになっているのです。

 ただし、コラムや社説など、逆三角形型になっていない記事もあります。

記事に必要なのは5W1H

 新聞記事には、5つのWと1つのHの要素が含まれています。

 ニュースが伝えたいことを理解するため、6つの要素に注目しましょう。

答 え
いつ(When)
(平成23年7月)28日
どこで(Where)
静岡市葵区鷹匠と駿府町の商店街
だれが(Who)
静岡大成高の生徒(2年生と美術部の生徒)
何を(What)
手作り風鈴140個を飾り付けた
なぜ(Why)
夏の風物詩を演出するため。東日本大震災の被災地を応援するため
どのように(How)
ガラスと陶器製の風鈴に色とりどりの絵の具で金魚、花火、水紋など夏らしい模様を描いた。
「夢をすてないで」などの応援メッセージを書いた