2024年10月10日(木)付
焼津市の大井川東小は9日、静岡新聞社の矢沢和宏NIEコーディネーターを招いた授業を行った。4年生の児童42人が新聞を活用した学習に取り組んだ。
矢沢コーディネーターは新聞を学びに取り入れることで読む力と書く力を伸ばすことができると紹介。静岡新聞1面のコラム「大自在」を用い、内容を読み解く方法を伝えた。児童は記事の見出し付けや内容理解の課題に挑戦し、読解力や表現力を鍛えた。石田耀大さん(10)は「文章の中からキーワードを見つける読み方を知ることができた」と感想を語った。
同校の4年生は1週間の出来事を文章にまとめる「週末日記」や新聞を使ったワークシートで、読み書きの力を高めている。学びは12月に予定している総合学習の発表の場面などに生かしていくという。
(焼津支局・市川淳一朗)
矢沢コーディネーター(中央奥)が児童に記事を読み解く方法などを伝えた授業=焼津市の大井川東小