2024年07月18日(木)付
静岡市葵区の静岡北中で17日、新聞講座が開かれ、1年生66人が新聞の特徴や記事の読み方などを学んだ。静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さんが講師を務めた。
矢沢さんは新聞の特徴について記事の見出しと写真を組み合わせたことで「情報がすぐにわかる」と紹介し、「新聞には喜怒哀楽が詰まっている。トップ記事や地方面、コラムなどを読むことで視野が広がり、思考力や読解力を養うことができる」と話した。
生徒は3分以内に新聞記事の見出しを読み切る「見出し読み」に挑戦した。難波夏未さん(12)は「見出しだけでも内容がわかり、興味のある記事は詳しく読める。新聞が身近に感じられた」と感想を語った。
生徒は夏休みに探究授業の一環として、A3判の新聞作りに取り組む予定。
矢沢さん(左)から新聞の読み方を学ぶ生徒=静岡市葵区の静岡北中
2024年07月06日(土)付
日本新聞協会は5日、学校の授業など教育現場で新聞を活用する「NIE(教育に新聞を)」の2024年度実践校527校を発表した。
内訳は、小学校217校、中学校166校、高校105校、小中連携12校、中高連携16校、小中高連携1校、特別支援学校10校。実践期間は原則2年間で、24年度からの新規校は244校、継続校は283校となる。協会と各新聞社が購読料を補助する。県内の実践校は14校。新規校は沼津視覚特別支援学校、東伊豆熱川中、静岡清水第六中、御前崎中、浜北北部中、桐陽高。
協会とは別に、14県のNIE推進協議会が小中高校など49校を独自に認定した。
今年のNIE全国大会は8月1、2日に京都市で開かれる。