
「令和のコメ騒動」とも言われ記録的な高値が続いてきたコメが一つの転換期を迎えています。静岡県内では店頭で5キロ=3000円程度のコメが並び始めました。
コメはこのまま安売り競争の時代に突入するのでしょうか?
「静岡市内のドラッグストアに来ています。お米のコーナーを見てみると、ありましたよ!5キロ2980円。税抜きで3000円台を切るお米が並んでいます」
静岡市駿河区にあるドラッグストアでは、店頭に税抜きで5キロ=2000円台のブレンド米が並ぶようになりました。
<買い物客>
「お米が高い時には麺類を使っていた。やっぱり助かると思います」
「きょう買おうとしているお米は安い、これも4000円近くしていた」
■店頭に5キロ2000円台のブレンド米が並び始める

2026年の初めには5キロ=4000円台だったコメ。徐々に価格は下が起きています。
<杏林堂静岡小鹿店 海野春香さん>
「2千円台が入ってくるのを見るとだいぶ下がったなと思います。最初のうちは、安めのが入ってきてもすぐ売れちゃう量だったが、最近は安定してきた」
高値が続いたことで消費者のコメ離れが進んだことに加え、2025年はコメが例年通り収穫されたため、コメが余り気味になっているというのです。その影響は、卸の現場でも。
■仕入れ価格は1年前から30%下落
<加戸米販 加戸宏典さん>
「米騒動がおさまってその余波が今出てしまっている状況」
コメ卸では仕入れ価格が1年前に比べて30%ほど下がっているといいます。
こちらの卸では例年であれば、約30トンのコメを置いていますが、今はコメが余るリスクを考え、仕入れる量を減らしています。
<加戸米販 加戸さん>
「たくさん仕入れた会社ほど今在庫抱えているという話も聞きますし、8年(産)もこのまま取れてきて収量も確保できると余ってしまうから、産地から価格を下げてでも購入してくれないかという動きが出ていますので」
■生産者への配慮から仕入れ価格を維持する店も
新米のシーズンまでに在庫を売り切りたいという気持ちから価格を下げて消費を促す傾向が強まる一方で、生産者を守りたいという思いを持つ人も。
静岡市駿河区にあるおにぎり専門店では、いまも仕入れるコメの価格は1年前と変わらないといいます。
コメが主役の店として生産者への配慮があるからだそうです。
<おにぎり具利 田近義貴さん>
「2025年、お米の値段が上がった時に、今までお米が安すぎるところもあって農家さんの経営が大変だったという話を聞いた。農家さんがしっかりとビジネスを続けられることが大前提になってくるので」
数年前までは5キロ=2000円を切っていたコメの価格。果たして適正価格とはいくらなのか。
流通量が安定してきたいま、私たちも考えていく必要がありそうです。












































































