「6人の命を奪った殺人事件」新名神高速6人死亡事故の初公判 検察側は被告の女が「TikTokを見ながら運転してスクリーンショットを撮ろうとしていた」と指摘

2026年3月、三重県の新名神高速道路で静岡県袋井市に住む一家5人を含む6人が死亡した事故の初公判が津地方裁判所で開かれました。

検察側は被告が事故直前までTikTokを見ながら運転し、スクリーンショットを撮ろうとしていたと指摘しました。

<小林祐カメラマン>
「遺族が写真を持ち裁判所に入っていきます」

2026年3月、三重県亀山市の新名神高速で大型トラックが渋滞の列に突っ込みました。

袋井市の男性(当時45)、女性(当時42)、少女(当時11)、少年(当時8)、少女(当時5)と埼玉県草加市の男性(当時56)の6人が犠牲になりました。

当時、現場付近は工事の影響で渋滞していて、大型トラックは、一家5人で観光に向かっていた、男性の車に追突。男性の車がさらに前の車に追突しました。

■ティックトックの動画を流しながら13秒ほど脇見運転

過失運転致死の罪に問われているのは、大型トラックを運転していた被告の女(54)です。

起訴状などによると、当時、最高時速50キロに規制されていた現場を被告の女は時速約82キロで走行していたとされています。

津地裁で開かれた6月10日の初公判で、被告の女は起訴内容を認めました。

検察側の冒頭陳述で被告の女はスマホでTikTokの動画を流しながら運転し、画面をスクリーンショットするため、13秒ほど脇見運転していたことが明らかになりました。

■「携帯凝視が常態化したがために起こった必然的な事故」

<遺族のコメント>
「今回の事件は運転中にふと携帯を見てしまったというながら運転によって偶然発生してしまった事故ではありません。携帯凝視が常態化したがために起こった必然的な事故であり、6人の命を奪った殺人事件です」

遺族はこのようにコメントし、被告が事故に対してどう向き合っていくのか、聞いていきたいとしています。

次回の公判は8月31日で、被告人質問が行われます。

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