
「小学1年生のなりたい職業ランキング」では、警察官がこの20年で7位から2位に上昇しています。
静岡県内にも、「白バイ隊員になる」という夢を叶えるため、走り続けている女性がいます。憧れだけでは届かない挫折や、その先にあった新たな決意を追いかけました。
■子どもたちの憧れ「白バイ」

<来場者>
「見た目が大きくてかっこいい」
「いつも街で見てかっこいいと思っている白バイに乗れて良かった」
子どもたちをくぎ付けにしたのは、白バイです。
現在、静岡県警の白バイ隊員は40人。日夜、交通違反の取り締まりやパトロールを行い、県民の命を守っています。
■夢の切符を手にした山下さん

この春から白バイ隊に配属されたのは、山下はのんさん(23)です。高校卒業後、白バイ隊員を目指して警察官になりました。
<交通機動隊 山下はのん巡査>
「中学生のときからずっと憧れていて、白バイの先導をやってみたいというところから始まったんですけど、やっと希望が叶って交通機動隊に所属できました」
しかし、身長155センチの山下さんにとって、約300キロもある大型バイクの扱いは一筋縄ではいきません。
<山下巡査>
「最初は倒してばかりで悔しくて、早く追いつかないとと思っていた」
■コーチも期待「プロフェッショナルになってほしい」
公道に出るためには、1か月間の訓練を経て「効果測定」という試験に合格しなければなりません。
【一か月間の新人訓練】→【効果測定】→【路上デビュー】
コーチの運転と比べると、山下さんの運転はまだまだ未熟です。

<コーチ>
「(タイムが)4秒縮まる。前半は悪くない」
3日後に迫った試験に向けて、指導にも熱が入ります。
<静岡県警 交通機動隊 菊池秀将コーチ>
「期待しかない。とにかく早く一人前の白バイ隊員になって、県民の皆さまのために活躍できるプロフェッショナルになってほしい」
■試験当日の結果は...

迎えた試験当日。
<山下さん>
「緊張はしているんだけど頑張る」
試験は、決められたコースを「制限時間内に走り切ること」「ポールを倒さないこと」などが合格の条件です。
過去3年、女性隊員の一発合格率は50%です。
緊張の中、山下さんの順番がやってきましたが、途中でコーンを倒してしまいました。結果は……「不合格」でした。
<山下さん>
「場の雰囲気に流されて緊張してしまったので。たくさん練習しても思うような結果が出なくて、とても悔しい」
■挫折を糧に、再び前へ

わずかなミスが命取りになる現場。しかし、ここまでの訓練は決して無駄ではありません。
<山下さん>
Q:目標とする白バイ隊員は?
「かっこいい白バイ隊員。とても運転がうまくて、県民の見本となれるような白バイ隊員を目指して頑張ります」
憧れの白バイ隊員として、県民を守る。山下さんの挑戦はこれからも続きます。












































































