「静岡、好きだから」 台風被害乗り越えラーメン総選挙でふるさとをアピール 溶き味噌ラーメン”で頂点狙う

全国のご当地ラーメンの頂点を決めるイベントが、東京で開かれています。静岡県からも予選を突破した静岡市のラーメン店が出場しています。店主は地元静岡への思いを胸に、全国の舞台へ挑みます。

「いらっしゃいませ。いかがですか、静岡の溶き味噌ラーメンいかがですか」

11月26日から東京・新宿区の大久保公園で始まった「日本ご当地ラーメン総選挙」。日本ラーメン協会が認定する185のご当地ラーメンから予選を勝ち抜いた10のラーメンが出店しました。

札幌や博多など強豪が集うなか、県内からは静岡市清水区にある「麺屋ARIGA」の「溶き味噌ラーメン」が予選3位で決勝に進出しました。豚骨と鶏ガラからだしを取った塩ベースのスープに細い麺。

そこに、オリジナルの味噌を乗せ溶かしながら食べるのがこのラーメンのスタイルです。

店主の有賀一登さんです。

<麺屋ARIGA 有賀一登代表>
「今回のご当地ラーメンって、県対抗なので、静岡県らしさを出すためにこのイワシ削りを持ってきました」

地元で親しまれている溶き味噌ラーメンを今回、ARIGA流にアレンジしました。自家製味噌に伊豆の白味噌を混ぜ、トッピングには、清水で作られるイワシの削り節を用意しました。

"静岡らしさ"がパワーアップしたラーメン

<有賀代表>
Q. 静岡らしさがさらにパワーアップした?
「そうですね、まさに“静岡ラーメン”で勝負します」と意気込みます。

現在は清水桜が丘高校の向かいに店を構える「麺屋ARIGA」ですが、3年前、困難に直面しました。

2022年9月、台風による大雨で当時、店を構えていた清水区の鳥坂地区が浸水、有賀さんも被害を受けました。

<有賀代表>
「あの時に本当にみなさんの助け、支えがあって乗り越えられたと思うので、その恩返しっていうのは、自分正直ラーメンしかできないので、おいしいラーメンを作って喜んでいただける、ラーメンで人を幸せにするっていうのを目標にしているので」

迎えた日本ご当地ラーメン総選挙当日、有賀さんのラーメンにお客さんは。

<食べた人>
「この味噌を溶かしながら味変っていうのが初めてですが、味噌すごくおいしいと思います」

中には、出張の途中に食べに来た静岡の常連さんもいました。

<食べた人>
「味噌、やっぱりうまいですね、溶いてるやつ。修行していた店の時からの付き合いなので、感慨深いですよね、こういうのに出るってすごい」

地元、静岡への思いを胸に有賀さんは厨房に立ちます。

麺屋ARIGA 有賀一登代表

<有賀代表>
「静岡を盛り上げたい。ラーメンを全国に伝えたいっていうのが一番の目的です」
Q. どうしてそこまで静岡を盛り上げたい?
「静岡、好きだからです。誰かが立ち上がらないといけないなと思っているので、それが自分が一番先陣を切って行けたらなって思っています」
Q. 全国と勝負できている?
「できてると思います、できてます!負けない、優勝を狙っています」

日本ご当地ラーメン総選挙は11月30日まで東京・新宿区の大久保公園で開かれています。順位は売れた杯数ではなく、食べた人の「満足度」で決まります。どんぶりをコインに交換し、食べたラーメンに投票することで決まります。

中には、各地のラーメンを5杯食べて、溶き味噌ラーメンに5つのコインを投じた人もいたということです。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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