
6月3日から6月28日までの間に藤枝市に住む70代の女性が約130万円相当の暗号資産をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
特殊詐欺事件にあったのは、藤枝市在住で無職の70代の女性です。
警察によりますと、6月3日に女性宅の固定電話に厚生労働省の職員を名乗る男から「あなたのマイナンバーカードを使って大量に眠剤を買った人がいる」と電話があったということです。
その後、石川県警の警察官を名乗る男や、石川県の検察庁の検察官を名乗る男らからも電話やSNSでのメッセージがあり、女性が犯罪に加担している可能性があるなどとして不安をあおった上、「あなた達が逃げないようにお金を預かる必要がある」と連絡があったということです。
そして6月28日、女性は男らが管理するコインアドレスに約130万円相当の暗号資産を送信し、だまし取られたということです。
女性が銀行に暗号資産についての相談に行き、事件が発覚しました。
警察は「警察官や検察官がSNSで連絡や取り調べを行うことは絶対にありません」と注意を呼び掛けています。