
8月18日朝、富士山を下山中の愛知県の45歳の男性がスリップして右足首にけがをし、静岡県警山岳遭難救助隊に救助されました。
18日午前9時前、富士山富士宮ルートの八~九合目の間で、「人が動けなくなっている」と近くにいた人から富士宮口八合目の富士山衛生センター経由で県警山岳遭難救助隊に通報がありました。
警察によりますと、遭難したのは単独登山をしていた愛知県豊田市に住む会社員の男性(45)です。
男性は前日の17日に入山して山小屋に宿泊、18日に山頂に登頂して下山を開始した直後に足を滑らせたということです。男性は富士宮口五合目までブルドーザーで運ばれ、その後病院に運ばれました。救助時、男性の右足首は「かなり腫れていた」ということですが、命に別条はないということです。
警察によりますと、男性の服装や体調に問題は無かったということです。警察は事故当時の状況を詳しく調べるとともに「下山までが登山です。下山までの体力を考えた無理のない登山計画を立てましょう」と呼び掛けています。