
2025年4月、浜松市で男性に日本刀で切りつけ、けがをさせた罪などに問われた元暴力団員の男に対し、静岡地裁浜松支部は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは元暴力団員の男(51)です。
判決によりますと男は2025年4月、浜松市中央区の喫茶店の駐車場で50代の男性の左足を日本刀で切り付け全治1か月のけがをさせました。
15日の判決公判で静岡地裁浜松支部の來司直美裁判官は「日本刀で刺し、一時は命の危険が生じるほどの出血性ショックを負わせた」などと指摘しました。
一方で「被害者から先制攻撃を受け、意図した以上に力が入った可能性も否定できない」などとして、男に、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。