元校長の再審請求で検察が意見書提出 旧天竜林業高校での調査書改ざんをめぐる贈収賄事件 新たな証拠が含まれているか=静岡

静岡県の旧天竜林業高校で起きた調査書改ざんを巡る贈収賄事件で新たな動きです。有罪が確定した元校長が申し立てた再審請求で、検察が弁護側の主張を受けた意見書を裁判所などに提出していたことがわかりました。

旧天竜林業高校の元校長北川好伸さんは、元天竜市長の中谷良作さんから依頼され、中谷さんの孫の成績を改ざんし、見返りに現金を受け取ったとして有罪が確定しています。北川さんは、贈賄を認めた元市長の自白が強要されたものだとして再審請求を行い、裁判所は検察に意見書の提出を求めていました。

静岡地検浜松支部は3月31日付けで、弁護団の主張を受けた意見書を静岡地裁浜松支部などに提出したことが弁護団への取材でわかりました。

意見書には、これまで開示されていなかった新たな証拠が含まれているとみられています。弁護団の海渡双葉弁護士は「今後、意見書の内容を精査し対応を考えていく」としています。

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