
静岡県静岡市の林道で発生した土砂崩れで、孤立していた登山者などの迂回ルートでの下山が進んでいます。市によりますと7月26日の下山者は170人だということです。
<中井秀カメラマン>「山から土砂が崩れ、完全に道を塞いでしまっています」
7月25日午前11時頃、土砂崩れが発生した静岡市葵区の林道東俣線です。
土砂崩れの影響で、現場付近の「椹島ロッヂ」に宿泊している登山者や、JR東海の工事の作業員などが一時、孤立していましたが、26日午前10時から下山を希望した人が迂回ルートで下山しました。
市によりますと、26日午後5時半時点で、下山者は170人だということです。
市は、26日午前9時から土砂の撤去作業を始めましたが崩落の危険があり中断したため、林道の通行再開は早くても今月29日朝になる見通しです。