
静岡県静岡市の林道で発生した土砂崩れで、再崩落の危険があるため、土砂の撤去作業を7月26日昼から中止していましたが、27日早朝から作業を再開しました。
土砂崩れが発生したのは静岡市葵区の林道東俣線で、7月25日午前11時頃でした。
土砂崩れの影響で、現場付近の「椹島ロッヂ」に宿泊している登山者や、JR東海の工事の作業員などが一時、孤立していましたが、26日、希望した人が迂回ルートで下山しました。
静岡市によりますと、26日の下山者は170人で、27日は110人程度を見込んでいます。ただ、南アルプスに登山をしている人が多くいるとみられ、下山者の数は増える可能性があります。
静岡市は、26日午前9時から土砂の撤去作業を始めましたが、崩落の危険があり26日の昼に作業を中断。27日早朝、現場を確認して、有人による土砂の撤去作業を午前7時半には再開しました。作業は28日の夕方までかかり、林道の通行再開は早くても今月29日朝になる見通しです。