
静岡県伊東市の城ヶ崎海岸で7月18日早朝、海中を漂流している男子高校生(17=東京都在住)が発見され、消防隊員に救助されました。大きなけがはなく、命に別状はありません。
下田海上保安部によりますと、7月18日午前4時半頃、海岸付近の釣り人から「海上から助けて、という声が聞こえたので、ライトを海上にかざし、漂流している人を発見した。手を振っているのが見えた」と118番通報がありました。漂流者は救命胴衣を付けていませんでしたが、持っていたバッグを浮き代わりにして、泳いで岸に向かってきたため、釣り人がバケツを付けたロープを投げ、漂流者を確保したということです。
午前5時過ぎ、水難救済会所属の漁船に乗った消防隊員が現場に到着し、漂流者を救助しました。漂流者は東京都在住の男子高校生で、救助時に意識はあり、大きなけがはありませんでした。悪寒を訴えたため、伊東市内の病院に搬送されましたが、命に別状はありません。下田海保が詳しい経緯を調べています。