「体調が悪い人がいる」ベトナム国籍の30代男性が富士山8合目を前に嘔吐し救助要請 命に別状なし=静岡県警

7月12日午前、富士山で登山をしていた30代のベトナム国籍の男性が8合目を前に嘔吐をして、救助を要請する山岳遭難がありました。男性は静岡県警の山岳遭難救助隊員に救助され、命に別状はないということです。

12日午前10時すぎ、富士山御殿場口登山道七号九勺付近の山小屋の関係者から「体調が悪い人がいる」と警察に通報がありました。警察によりますと、体調不良を訴えたのは、1人で登山をしていたベトナム国籍で香川県観音寺市の男性会社員(32)で、8合目を前に登山道で調子が悪くなり、うずくまっていたところを他の登山者が発見して、山小屋に連れて行きました。

静岡県警の山岳遭難救助隊員が午前10時50分頃に男性に接触し、ブルドーザーを使って下山。男性は、午後1時半すぎに5合目に着き、病院に運ばれました。男性は当初、嘔吐をして意識がもうろうとしていましたが、現在は回復し、命に別状はないということです。病院では、高山病と熱中症と診断されました。

男性は、11日夕方から5合目の山小屋に滞在し、12日午前3時から登山を開始していました。男性は登山の装備をしていたということです。

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