
静岡県沼津市の特産ミカンを支えるスマート農業技術を広めようと、JA全農の担当者などが取り組みを視察しました。
6月20日、JA全農の担当者などが視察したのは、農業用ドローンを活用した農薬の散布です。沼津市の特産「西浦みかん」の農地では、2024年度から県や市、KDDIなどが協力して、スマート農業技術の試験を進めています。
これまでの実証実験では、農薬の散布にかかる時間が手作業に比べ20分の1ほどに短縮できることが分かり、生産者の高齢化や担い手減少の問題を打開する策として期待されています。
<JA全農 室谷元スマート農業推進課長>
「作業負荷が軽減できるというのは我々も注目していて、期待が持てる内容だと感じました」
視察後、参加者は、スマート技術の普及や課題について話し合いました。