
うそを言って、住宅用蓄電池や給湯器を設置する契約を結んで約450万円をだまし取り、契約解除に関する事項が記載された書面を交付しなかった疑いで6月18日、静岡県富士市の会社役員の男ら4人が逮捕されました。
詐欺と特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、富士市内に住む30代から50代の会社役員の男ら4人です。警察の調べによりますと、男らは、同じリフォーム会社で働いていた2023年7月頃から2024年12月頃までの間、富士市と富士宮市の男性3人にうそを言って、住宅用蓄電池や給湯器を設置する契約を結んで3人から合計450万円をだまし取り、また契約締結時に契約解除に関する事項が記載された書面を交付しなかった疑いが持たれています。
契約を結んだ後も、蓄電池や給湯器が設置されないことを不審に思った被害者らが、警察に相談し、警察が捜査を進め4人の逮捕に至りました。
警察は男らが容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
警察によりますと、被害者3人が住む富士市と富士宮市では別の被害相談もあり、警察は余罪など詳しい捜査を続けるとしています。