
大正から昭和にかけて活躍した世界的なオペラ歌手三浦環さんの一生を花火で表現しようと、静岡県袋井市の中学生が打ち上げ花火のもととなるプログラムを作成しました。
袋井中学校でコンピューター部に所属する生徒5人が作成したのは、7月に開催される「ふくろい遠州の花火大会」で打ち上げる花火のイメージで、専用のソフトを使いプログラミングしました。
花火は「蝶々夫人」の主役として世界各国で2000回に及ぶ公演を行った日本を代表するオペラ歌手・三浦環さんを表現したものです。生徒たちは光や音の出方などを変えながら83発を用意しました。今後、藤枝市のメーカー・イケブンが実際に打ち上げる花火を製造します。
<袋井中学校 神村洸希さん>
「袋井の大きな花火大会を任せられている責任感と、初めて関われたことのうれしさで頑張れた」
<イケブン 高橋美帆子副工場長>
「きちんと皆さんの思いを込めて作ったものが、ちゃんと再現できるようにという責任があると思う」
この花火は、7月に開催される「ふくろい遠州の花火大会」で打ち上げられます。