
静岡市に本社を置くフジドリームエアラインズ(FDA)と、スカイマーク(本社:東京都)は、両社の乗り継ぎが可能な全路線で手荷物の預け直しをする必要がなくなる連帯運送を5月20日から始めることになりました。
通常、他社便へ乗り継ぐ際は、乗り継ぎ空港で一度降りて預けた荷物を受け取って、改めて乗り継ぎ先の航空会社で搭乗手続きと手荷物を預け直す必要がありました。この新しいサービスでは、FDAとスカイマークを乗り継ぐ際は、手荷物の預け直しをする必要はなく、最終目的地で荷物を引き取ることができるようになるということです。
これまでは一部の旅行商品に限って適用していましたが、今回の連携により、FDAとスカイマークが就航する、乗り継ぎ便の発着が同一である空港(新千歳、中部、神戸、福岡、鹿児島)で利用できるようになるということです。ただし、乗り継ぎ時間は30分以上必要で、乗り継ぎが同じ日の便に限られます。
例えば静岡空港からFDAで鹿児島空港に向かい、鹿児島空港からスカイマークで奄美空港に向かう場合は、静岡空港で預けた荷物を預け直しすることなく、最終目的地の奄美空港で受け取ることができるということです。
なお、持ち込みが禁止されているものやペットなど一部適用対象外の手荷物があるということです。