
5月6日は、ゴールデンウイークの最終日、交通機関はUターンラッシュを迎えています。2025年は、平日を挟む「飛び石連休」となりましたが、みなさん、どのように過ごしたのでしょうか。
午前9時半過ぎ、JR静岡駅の新幹線の上りホームです。東海道新幹線は6日、Uターンラッシュのピークを迎えています。
<小田原にUターンした人>
Q. 連休中はどこに行った?
「おばあちゃんち。楽しかった」
<埼玉にUターン>
「実家はのんびりした。おじいちゃん・おばあちゃんにも久しぶりに会えた」
JR東海によりますと、午後4時台に、静岡駅を出発した新幹線の自由席の乗車率は次の通りです。
【上り】▽ひかり160%▽こだま160%
【下り】▽ひかり110%▽こだま50%

2025年のゴールデンウイークは、平日4日間を挟んだ「飛び石連休」。物価高の影響もあり、「近場で過ごす人が多い」と予想されていました。では、観光地の人の流れは、どうだったのでしょうか。
<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
「富士山には雲がかかっていますが、美しい駿河湾が見渡せる伊豆の国市の観光スポットです。春の日差しのもと、大型連休の後半、みなさん、楽しんでいらっしゃいます」
標高452メートルから四季折々の多彩な景観を楽しめる静岡県伊豆の国市の「伊豆パノラマパーク」。毎年ゴールデンウイークは、美しい新緑を求めて国内外から観光客が訪れますが、2025年は、静岡県内と、東京・神奈川からの来場者が全体の6割以上を占めました。
<横浜からの客>
「どこに行くにも費用がかかるので、まずは近場でいいところを探してというのでこちらに来た」
<浜松からの客>
「ガソリンも高いし、渋滞も気にしていたが、県内であれば帰る行くもそんなにストレスがない」
また、平日を挟み、ゴールデンウイーク期間が長くなった分、客の「分散」につながったと言います。
<伊豆パノラマパーク 内田百香さん>
「景色を含めて、ゆったりお楽しみいただけるのが醍醐味だと思うので、今年のGWは(分散した分)お楽しみいただけたと思う」
一方、客が集中した場所もあります。
<滝澤キャスター>
「『食のテーマパーク』を掲げるスーパー『ロピア』です。大型連休最終日、開店前ですが、店の前には長い列ができています」
2024年秋に、浜松市にオープンした「食生活♥♥ロピア」。浜松まつりの開催もあり、連休を自宅かいわいで過ごした人が多く集まり、来店客は、通常時の1.5倍になりました。
<買い物客>
「(GW中)出かけなかったので、ちょっと贅沢にすき焼きにする」
<買い物客>
「フルーツも豊富だし、お肉も種類いっぱいあるし、満喫できる。お出かけ気分」
特に人気だったのが、バーベキュー用の肉や分厚いネタがのった寿司。いつもより奮発した人も多く、客単価は、普段と比べて2割以上高くなりました。
<食生活♥♥ロピア従業員>
「1組あたりすごくたくさん買っていただいて、お客さまからもすごく笑顔をたくさんいただいたGWになった」
飛び石と物価高の影響を受けた2025年のゴールデンウイーク。近場で、ちょっぴり贅沢をして、リフレッシュした人が多かったようです。