男性用日傘に肯定的な意見が増加 化粧下地に使える日焼け止めも…アイテム多様化「今こそ紫外線対策」トレンドは=静岡

晴れる日の多いこの時期は紫外線の量がぐっと増えてきます。そこで大切な「紫外線対策」。2025年は、多様化するアイテムを自分に合わせて選ぶことがポイントです。

「紫外線対策」で気になることは…。街の人に聞きました。

<街の人>
「暑くなってきてますね。(紫外線)気になります。特に顔とか」
「(紫外線)気になります。5月が強いと聞いたので」
「紫外線を浴び続けるとしみになると聞いたので、最近は化粧の一番最初に日焼け止めを塗って対策している」

気象庁が観測した月別の「紫外線の強さ」です。5月は、残暑が厳しい9月と同じくらいの強さで紫外線が降り注いでいることがわかります。

<社会部 田島かのん記者>
「こちらのお店では入口入ってすぐの目立つところに紫外線対策コーナーが設置されています」

例年よりも1か月ほど早く設置したという紫外線対策コーナー。

序盤の売り上げを2024年と比べると、日傘が200%、日焼け止めが120%で、好調な滑り出しです。(2024年3月と2025年3月)

売り場の大きさも2024年より1割ほど拡大し、「日焼け止め」を中心に800アイテム以上を取り揃えています。

<ハンズ静岡店 ヘルス&ビューティ担当 和田聖子さん>
「日焼け止めのコーナーがこちらになります。美容液成分が入っていたり、化粧下地として使えたり、スキンケア効果もある日焼け止めが人気となっています」

紫外線カットと合わせて美白や保湿などスキンケア機能をあわせた日焼け止めが2025年のトレンドです。忙しい朝には「多機能UVケア商品」。

持ち運びには便利な「スティックタイプ」など、高まる需要に合わせて多様化しています。

<ハンズ静岡店 和田さん>
「昨年から人気の男性用の日傘、こちらが人気となっています」

近年、男性の日傘需要も高まっています。

男性専門の美容皮膚科が2025年に行った「メンズ日傘に対する意識調査」では、男性用の日傘に肯定的な意見を持つ男性がここ2年で20%以上も増えているといいます。
(2023年60.3%、2024年77.0%、2025年81.8%10代~40代の600人)

店でも売り上げが伸びていて、2025年は、品数を増やし売り場の目立つところに置いています。

<ハンズ静岡店 和田さん>
「日焼け止めやUV対策は女性だけがやるというイメージだったが、昨今の暑さもふまえて男性の方も日焼け止めを塗ったり日傘をさしたりする方が増えているので、それぞれのお客様に適した商品のボリュームをそろえておりますので、是非見つけてほしい」

「夏から」ではなく、「春から」必要な紫外線対策。生活スタイルに合わせた対策が関心を集めています。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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