新茶シーズンを迎え、静岡茶の発祥の地とされる足久保地区で、献茶式が行われました。
静岡市葵区の足久保地区は、鎌倉時代に静岡生まれの高僧・聖一国師が中国からお茶の種を持ち帰ってまいたと伝えられ、静岡茶の発祥の地とされています。法明寺では、毎年この時期に、茶業界の振興と地域の発展を祈願するための献茶式が行われていて、4月21日は茶農家でつくる「足久保茶研究会」のメンバーや地元の人など約40人が出席しました。
足久保地区の2025年の新茶は「芽が揃っていて味が濃い」ということです。
<足久保茶研究会 鈴木清貴会長>
「気持ち豊かになって『さあ頑張るぞ』っていう感じで、元気をもらっていただければうれしいなと思います」
足久保地区では、5月上旬にかけて茶摘みのピークを迎えます。