東名高速道路や新東名高速道路などで一時、ETCが利用できなくなった問題について、ネクスコ中日本は4月9日、広域的なシステム障害を想定したマニュアルの整備ができていなかったことを明らかにしました。
<ネクスコ中日本 縄田正社長>
「改めまして、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」
ネクスコ中日本が謝罪したのは、管内で6日未明に発生した「ETCのシステム障害」についてです。影響は1都7県に広がり、静岡県内では、一時、東名・新東名などでETCが利用できなくなりました。
ネクスコ中日本は、4月9日の会見で、広域的なシステム障害を想定したマニュアルの備えができていなかったと明らかにしました。
<縄田社長>
「今回の事象を踏まえて、的確な対応ができるように、マニュアル等の整備についても関係機関と連携しながら早急に取り組む」
原因については、現在も「調査中」としていますが、当初、その可能性があるとしていたシステム改修については「無関係」だと説明しています。