
かるたは、大学生が高齢者宅を訪問する研修の中で得た学びを読み札に反映させた教材。A4判40ページの事例集には、「会釈して 通り過ぎれば 顔なじみ」「日暮れ時 帰る子どもに 一声を」といった読み札、絵札各46枚の解説を掲載した。家庭をはじめ、多世代が集う居場所、放課後児童クラブなどで実践されてきた遊び方や、かるたをきっかけにした「ご近所」に関する語り合いの広げ方などを紹介した。
冊子の挿絵は、絵札を担当した島田市の漫画家法月理栄さんに協力を得た。平田代表は「ご近所の支え合いや世代を超えた交流の意義について、かるたを通して学び合ってほしい」と事例集の活用を呼びかけている。
かるたや事例集の問い合わせは平田代表<電054(624)1924>へ。