産婦人科分娩受け入れ、2026年3月末で中止検討 経営改善のため 分娩件数も少子化などで減少=静岡・菊川市立総合病院

静岡県菊川市にある菊川市立総合病院が経営改善のため、産婦人科の分娩の受け入れを2026年の3月末で中止することを検討していることが分かりました。

菊川市東横地にある菊川市立総合病院は、産婦人科や内科など14の診療科がある市の基幹病院です。

病院によりますと、赤字が続く経営の改善を図るため、減少傾向にある産婦人科の分娩の取り扱いを2026年3月末で中止することを検討しているということです。菊川市立総合病院の分娩件数は少子化などを背景に減少していて、2015年度は119件だったのに対し、2023年度は67件でした。

病院の担当者は経営難の理由に医療資材や人件費の高騰をあげ、「総合病院として持続的な運営をするため多角的に検討を進めていきたい」としています。
 

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