「裁判を通して真実を世に明らかに」分娩で女児に重い障害 病院運営の公社に約3億8000万円賠償求める 公社側は争う姿勢=静岡・浜松市

医師などが分娩時に適切な対応をせず、生まれた後、重い障害が残ったとして、女の子と両親が浜松市の病院を運営する公社を相手取り、約3億8000万円の賠償を求める訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは、静岡市に住む5歳の女の子とその両親です。訴状などによりますと、女の子は2020年4月、浜松市の浜松医療センターで仮死状態で生まれ、両手足に重度の麻痺が残ったのは、医師などの判断や対応が不適切だったためとして、病院を運営する公社を相手取り、約3億8000万円の賠償を求めています。

<原告の代理人 青山雅幸弁護士>
「1分1秒が子どもの予後を大きく左右する意識が足りない」

女の子は現在、自宅で24時間介護が必要な寝たきりの状態だということで、両親は弁護士を通じ「裁判を通して真実を世に明らかにしたい。私達の子どもの無念を晴らしたい」などとコメントしました。

一方の公社側は、争う姿勢を示しています。

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