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スズキ、脱炭素の戦略発信 牛ふん由来ガスや四脚モビリティ 横浜で22日から

 スズキは22~24日に横浜市のパシフィコ横浜で開かれる自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展」で、電動化や主力市場インドで進める牛ふん由来のバイオガス事業など、多様な選択肢で取り組む脱炭素戦略などを紹介する。モビリティの実機や説明パネルを展示する。

「人とくるまのテクノロジー展」でのスズキブースのイメージ図
「人とくるまのテクノロジー展」でのスズキブースのイメージ図

 インドで展開するバイオガス事業は、牛ふんを回収してガスを精製し、自動車燃料への活用を目指す。専用タンクを搭載したワゴンRを参考展示し、市場の特性や農村振興に資する取り組みとして発信する。
 市販の二輪「バーグマン400ABS」に水素タンクとエンジンを搭載した試験車両のカットモデル、四脚と車輪を活用して階段や段差を乗り越える次世代電動モビリティ「MOQBA(モクバ)」(参考出品)も披露する。車が入りにくい場所で機動力を発揮する乗り物として地域社会への貢献もPRする。

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