シカ用わなにツキノワグマ1頭、住民発見 富士宮・白糸ノ滝付近、近くに民家も

 16日午前5時15分ごろ、富士宮市佐折の山林で、ニホンジカ捕獲用のくくりわなにツキノワグマの成獣1頭がかかっているのを近隣住民が発見した。

麻酔が効いて眠ったクマ=16日午前11時20分ごろ、富士宮市佐折
麻酔が効いて眠ったクマ=16日午前11時20分ごろ、富士宮市佐折
シカ用のわなにかかったクマ=16日午前9時15分ごろ、富士宮市佐折
シカ用のわなにかかったクマ=16日午前9時15分ごろ、富士宮市佐折
麻酔が効いて眠ったクマ=16日午前11時20分ごろ、富士宮市佐折
シカ用のわなにかかったクマ=16日午前9時15分ごろ、富士宮市佐折

 クマは全長129センチ、体重44キロで推定5~6歳のオスだった。右後ろ足が拘束された状態で、付近の木を折るなど暴れる様子を見せた。約6時間後に猟友会や専門業者が麻酔銃で眠らせて捕獲し、生息域の富士山麓の山奥に放った。
 捕獲現場は白糸ノ滝から西に約1キロの山林で、市道から十数メートルの場所に設置したわなにかかった。約200メートル先には民家がある。
 近隣住民らは「クマが出る地域ではないので驚いた」と声をそろえた。最初に目撃した男性は「ほえながらこちらに向かってくるそぶりを見て、急いで逃げた」と振り返った。
 市担当者らによると、市が許可したわなにかかったクマの捕獲は2023年に2件発生したが、いずれも富士山麓の山中だった。

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