段ボール甲冑、気分は武将 浜松市天竜区水窪町 地元団体手作り
浜松市天竜区水窪町の水窪文化会館で、段ボールで作られた甲冑(かっちゅう)を展示している。着用可能で戦国武将の気分が味わえる。展示期間は9月中旬ごろまで。
同町の地元活性化団体「よかっつらみさくぼ」の塩崎正敏さんらが2種類の甲冑を製作した。徳川家臣の井伊家の武士を象徴する赤色の甲冑と、大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康が着ていた金色の甲冑を紹介。よろいの形やひもの素材といった細部にこだわった。
31日、井伊家の甲冑を着た水窪小5年の殿岡大知君(10)は「軽くて着やすい。よろいが本物に似ていて武士になりきった気分」と話した。
着用を希望する人は、館内スタッフに申し込む。